【横浜市】横浜町田インターチェンジ | ぼっちあるき

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歩きながら考えてみた

東名高速に架かる道正橋に来ています。

 

 

前回、橋の上から東京方面(左側)を撮影しましたが、橋の全容はこんな感じです。舗装されていますが、車の進入は出来ません。とても谷戸らしい光景で、高速道路は切通のような道になっています。この橋のニーズがどの程度あるのかは分かりませんが、高速道路で東西を分断しちゃった罪滅ぼし的な橋なんでしょうね。

 

 

道正橋は、谷戸を上り切った所にあります。元の道に戻るとこんな感じで、ここでヘアピンカーブになっています。真っ直ぐ行くとインターがあるからではありますが、道の向こうはラブホテルの敷地になっています。インター界隈のラブホは、王道の立地ですね。

 

「ホテルふか草」というホテルなのですが、実は2022年に閉館しています。1967年の創業ですから、翌年の東名高速道路開通に合わせてオープンしたのでしょう。実に55年の歴史あるホテルだった訳です。利用した方も多くいるのではないでしょうか。

 

 

むか~し昔。これによく似た所へチェックインしたことがあったんじゃ。峠の近くでな。泊まる所はいくつかあったんじゃが、どこも満室での。仕方ないから、よく言えば和風の、まぁありていに言えばボロっちい宿じゃったな。そこに泊まることにしたんじゃ。

 

そこはな。予想以上にボロで、さすがにばあさんも眉間に皺が寄ってしもうてな。わしはフロントへ電話して、チェックアウトを申し出たんじゃ。さすがにフロントの人も驚いての。「何かあったんですか?」と聞いてくる。こういう所は、物騒な事件も多いからの。

 

わしは「特に何もない」と告げたんじゃが、フロントの人は恐縮してしもうてな。「お代は頂きません」とのことじゃった。まぁな。鍵を開けて電気点けただけじゃったからな。それに、先方さんも選ばれない宿じゃと自覚しておったんじゃろうな。周辺が満室時の保険みたいな感覚だったんじゃろうて。

 

 

こちらはまだ現役のホテルのようです。ふか草よりは割高ですが、ウーバーOKやゲーム完備だったりするので、生き残ってるんでしょうね。ふか草が出来た55年前なんて、そもそもネットも無いしケータイも無い。インフラの発達に付いていくのも大変だったと思います。

 

 

ラブホが並び建つ丘を下りていくと、横浜町田インターが見えてきました。こんなアングルでインターチェンジを見る機会ってあまりないので、ちょっとテンション上がります。大和へ2km、相模原へ3km、町田へ7kmというロケーションなので、終日混み合うインターです。

 

 

料金所です。これも滅多に見られないアングルですね。開通当初は横浜インターという名でしたが、後に横浜青葉インターが出来たので、混乱を避けて横浜町田インターとなっています。ちょうど横浜市と町田市の境になっていますし、違和感はないですよね。

 

次回から町田市へ入ります。それではまた!