【越谷市】旧東方村中村家住宅 | ぼっちあるき

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歩きながら考えてみた

レイクタウンにあるレイク(大相模調整池)の湖畔を時計回りに歩いています。

 

 

越谷市のマンホールです。シラコバト(市の鳥)とケヤキ(市の木)がデザインされています。シラコバトは埼玉県の鳥でもあるので、県民には馴染み深い鳥です。一時は全滅寸前にまで減りましたが、国の天然記念物に指定され、今は生息数を増やしています。なんかちょっと鳩サブレっぽいですね。

 

 

古民家にやって来ました。昔の名主さんの家です。安永元年(1772)の建築で、越谷市内では最古の家です。当時は茅葺屋根だったと思いますが、現在は綺麗に改築されています。茅葺だとメンテナンスが大変ですからね。ニュータウンの近くで古民家を保存していることに意義があると思います。

 

 

「おっ!ラッキー!」

「普段だったら100円かかるんだよー」

「ついてるねー」

「さぁ入ろう入ろう」

(cvなじみ/「古見さんは、コミュ症です。」に出てくるキャラ)

 

 

土間です。居酒屋じゃありません(それは土間土間)

 

これって江戸期の建物ですけど、祖母の家がまさにこんな感じでした。新宿から中央線で甲府に行き、そこから身延線に乗り換えて行くんですけど、摩天楼からの土間っていうギャップが凄い。小学生の頃に兄と二人で行ったんですけどね。

 

で、「着いたー!」って、土間に通じる引き戸をガラガラガラって引いた瞬間、蛇がシューっと這っていったんですよ。もうね、驚いたなんてもんじゃない。声も出なかった。でも田舎の人は動じないのです。

 

「おばあちゃん蛇がいるよー!」って叫んでも、「あぁそうかい」ってな感じ。まぁ別段珍しくもない訳です。祖母の家はいわゆる本家だったのですが、本家のおじさんなんか、虻を素手で捕まえて握り潰してましたからね。ゴキブリで110番しちゃう都会の人とは逞しさが違うのです。

 

 

敷地内へ足を踏み入れた途端、市役所の職員(もしくは委託の人)が追いかけて来て、ご丁寧にパンフレットとリーフレットを手渡ししてくれました。随分と立派ですよね。生涯学習課の管轄のようですが、願わくば社会科見学やバスツアーのコースに選んで欲しいってとこでしょうか。

 

無料なので敷地内では子ども達が駆けずり回っていましたが、少年達にも興味を持ってもらえるといいですね。電気が無いと成り立たないIT社会の少年達にとって、電気の無い暮らしなんて想像もできないでしょう。「それじゃ縄文時代と変わんないじゃん」とか言いそうです。

 

 

古民家を出てさらに湖畔を散策します。レイクタウンの対岸まで来ました。ここから見ると、ショッピングセンターというより巨大な工場のようです。敷地面積も湖より広いし、一日かけても全部を見て回るのは大変そう。電車が混雑していたのも、リピーターが多いからでしょうね。

 

次回は越谷流山線を東へ進んで、庚申塔を探しにいきます。それではまた!