【相模原市】旧甲州街道(1) | ぼっちあるき

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歩きながら考えてみた

旧甲州街道を西へ歩いています。

 

 

中央道の高架下から坂道を上っていくと、高速道路と並走する高さになりました。輿瀬神社の跨線橋では空いていたのに、下り線が渋滞し始めています。この先に相模湖ICがあるので、出口渋滞でしょうか。避暑がてら、車で遊びに来ている人が多いのかもしれません。

 

 

あぁこういうのは嬉しいですねぇ。歩いている道が間違いないことが確認できる。ちょうど道が分岐している所に立てられているので、そちらが横道なのでしょう。辿っていくと嘗ての一里塚跡があるようですが、今回はスルーして先を急ぎます。

 

 

中央道を跨ぐ人道橋があったので、そこから下を覗いてみました。渋滞よりも、西の空が怪しい雲行きなのが気になります。南の相模湖側は綺麗な青空なんですけどね。「天気は西から」なので油断なりません。今日は山登りは避けて、湖畔でのんびりした方が良さそうです。

 

 

再び旧道へ戻ります。こっち(南西方向)はいい天気でしょ。でも富士山は見えません。雲の向こうに隠れてしまっているようです。それでも相模湖の絶景が見られるので無問題です。

 

歴史上の名のある人達が歩いたであろう道から、当時はなかった人工湖を眺めるのって、不思議な感覚です。過去の偉人達は相模川の渓谷を眺めたでしょうから、それはそれで絶景だったでしょうね。

 

 

栗!もう立秋を過ぎましたもんね。お盆を過ぎると秋の気配が迫ってきます。甲子園でも赤とんぼが飛び始める。花火やお祭りも終わってしまって、ちょっと物悲しい気持ちになる。夕方になると、そんな気持ちをひぐらしが煽る。夏はその暑さが、想い出を強烈に焼き付ける季節ですね。

 

 

「え?また同じ写真?」って思いますよね。何を写したかというと、中央に見える湖畔のホテルが被写体なのです。相模湖ローヤルA館というホテルで、2008年に閉鎖になっています。そうです。廃墟なのです。

 

しかも2007年に、ホテル相模湖ローヤル・シャインリゾートと改称してリニューアルしたのに、翌年に閉鎖となってしまったのです。ちなみに旧名称にA館と付いていたのは、対岸にB館(ホテル・シャイン相模湖/閉鎖済)があったからです。

 

んで、ここって有名な心霊スポットなんですよ。ご覧の通り高速道路からも良く見えて目立つので、悪魔城なんて呼ばれてたりします。実際に霊が出るかどうかは分かりませんが、ロケーション的に夜間は怖そうですね。なお、閉館していますが、警備は今も厳重にされているそうです。

 

えっと、庚申塔まで遠いですね。次回は辿り着けると思います。それではまた!