【東大和市】上北台 | ぼっちあるき

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歩きながら考えてみた

今日は狭山丘陵を歩きます。

 

 

まずは多摩モノレール最北端の駅である上北台へ。モノレールの写真を撮ろうとホームの端に来ましたが、電車とホームの長さがほぼ同じで、これ以上引きの写真が撮れませんでした。発車するまで待ってもいいけど、今日の探索は長距離なので、この写真でご勘弁を。

 

 

多摩モノレールの正式名称は「多摩都市モノレール線」です。南端の多摩センター駅には何度も行ったことがあるのですが、上北台に来たのは初めてです。線路が途切れているこの光景は、多摩センター駅と同じですね。乗車した感想は、「めっちゃのんびり走るな」と「やたら停車するな」でした。

 

もうホント、バスより頻繁に停まる感じです。体感的には1分1停車でした。路線距離16kmに対して19駅ですから、駅間距離の平均は1kmも無いのです。駅間距離の短さにも驚きましたが、舎人ライナーの時と同じようにのんびり座れると思っていたら大間違いで、めっちゃ混んでました。

 

仕方がないのでしばらく狛犬ポジション(ドア横に狛犬のように立っている状態)で外を眺めていたんですけど、周囲が住宅地で良く見渡せるせいもあって、高さに恐怖を感じました。

 

また、途中の立飛(たちひ)という駅(立川市)で、若い人を中心にごそっと乗客が降車。「何があるんだろ?」と気になってググってみたら、ららぽーとやTOHOシネマズがあるんですね。探索じゃなかったら一緒に降りてみたかったです。いつか機会があれば、誰かを道連れにしよう。

 

 

さて、それでは探索を始めます。駅から北へ新青梅街道まで歩き、西へ進んでから陸橋を渡ります。斜めに交差しているのは芋窪街道で、駅の南側から直接ここまで来ることも出来ます。芋窪という地名は、嘗てこの地で自然薯(じねんじょ/山芋)がたくさん取れたからだと言われています。

 

 

ヒルガオに遭遇。利尿薬として薬用にも使用されるヒルガオは、万葉集にも載っている日本古来からある植物です。アサガオの方が馴染みがあると思いますが、アサガオは遣唐使が持ち帰った外来の植物なのです。これは花がちょっと小さいので、コヒルガオかもしれません。

 

ヒルガオは、貞淑な女性の裏の顔を指す言葉にもなっています。映画(仏伊合作/1967年)やドラマ(フジテレビ/2014年)の影響で、特に近年ではドラマの主演が上戸彩さんだったこともあり、反響が大きかったようです。

 

個人の性質に別の側面があること自体は問題ないんですけど、それがインモラルな恋愛だと、当事者になるのは避けたいですよね。他人の好奇の目も半端なく集まりますしね。まぁでも、男女の色恋なんてそんなもんかもしれません。不道徳だと自覚すればする程、燃え上がってしまうみたいな。

 

現代の恋愛に(少なくとも建前上は)身分差のような障壁はありませんしね。敢えて障壁のある恋に走るような感じでしょうか。あ、もういいですか。そうですか。すみません。僕には障壁とか無いですよってうるせーわ。

 

 

空堀川です。武蔵村山市から流れ出て、清瀬市で柳瀬川に合流しています。嘗ては砂川と呼ばれていたそうで、今渡っている橋も中砂橋という名になっています。立川市にはズバリ砂川という地名もありますね。雨が降らないと水が流れない涸れ川だったことから、今の名前になっています。

 

 

中砂橋を渡ると、すぐに新中砂橋が架けられています。ここだけ見ると、なるほど涸れ川ですね。今は水が流れる方(流路)とは区切られているので、将来的には道路か何かになるんでしょうか。暗渠にはしないと思うけど、このままだとちょっと違和感ありますね。それとも洪水対策かな。


次回は庚申塔を探しに行きます。それではまた!