興禅院から南へと台地を下りていきます。
興禅院の向かいには、花と緑の振興センターがあります。その入口付近で交差する道路をX軸とY軸とすると、第3象限に当たる所にX軸とY軸を結ぶ道路があって、デルタゾーンを形成しています。う~ん、分かりやすく書こうとしてドツボに嵌ってしまった。十字架の左下につっかえ棒があるって感じです。
古道が残された結果かと思いますが、そこに三猿の庚申塔が建っています。興禅院の近くですし、道標の役割を担っていたのでしょうね。
古道と思しき道を下っていくと、民家の入口と思われる場所に立派な庚申塔が建っています。生垣の切れ目に忽然と現れるので、その大きさも相俟って存在感抜群です。自然と一体化していて、いかにも民間信仰らしくて愛着が湧きます。
さらに下った所で左へ曲がると、ソーラーパネルが現れました。脱原発や自然エネルギーを謳い文句にする人達の代名詞とも言える太陽光発電。山を覆い、自然環境を破壊するリスクがあることや、蓄電が出来ないためバックアップ(火力発電等)が必要なことには誰も触れません。ま、そもそも環境大臣の発言からして意味不明ですけどね。
山里の景色を眺めながら歩いていくと、またまた庚申塔を発見!と思いきや、これは馬頭観音ですね。定番のワンカップ大関の瓶ではなく、呑の紙パックが置かれています。ご丁寧にストローが差されてますね。湯呑は賽銭箱代わりでしょうか。
徐々に住宅が増えてきました。これは子ども目線ではなく、ドライバー目線の注意喚起ですね。なぜか後付けでイラストが貼られています。剝がしたら「に」と書いてありそうな位置です。
近くで見ると凄いインパクト!不自然な体の素描と頭部を取り巻く太陽光のような模様。よく見ると手が蛇の頭の形。ドライバーが二度見しそうなイラストです。
住宅のエントランスで寛ぐにゃんこを発見。体は伸びきってますが、目には警戒心が残っています。滅多に余所者が通ることはないのでしょう。写真だけ撮って退散します。
次回も庚申塔巡りが続きます。それではまた!