【川口市】興禅院 | ぼっちあるき

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歩きながら考えてみた

吉場安行東京線を興禅院へ向かって上っています。

 

 

坂の途中の路側帯で、昭和の特撮で使われた宇宙服のヘルメットのような物体を発見。異星人の顔にも見えます。リフレクター(反射器)と分かってはいても、一度思い込むと宇宙人にしか見えなくなります。しかも等間隔にたくさん並んでいるので、インベーダー(侵略者)のようです。地球が危ない!

 

 

興禅院の参道入口に到着。天文十五年(1546)創建のお寺からは、幽玄な雰囲気が漂っています。素晴らしい光景ですね。秋には全く違う景色を見せてくれそうです。

 

 

山門まで歩いてきました。中に人の気配があり、あきる野の悪夢がフラッシュバックします。トラウマは心的外傷という傷ですが、まだ癒えてないようです。仕方がないので、今回は山門前の見学に留めます。

 

 

幸いなことに、門前に庚申塔がありました。あきる野の時もそうでしたね。「あの時境内に入らなければ」というのが今のトラウマなのです。

 

 

植物の成長をあるがままにしてあるので判別しにくいですが、これも庚申塔でしょう。植物の蔓が青面金剛の顔を避けているので、たすき掛けのように見えますね。蔓を千切ってしまわず、そのままにしていることには共感します。

 

 

さすがにこれは何だか分かりませんね。植物と鉱物の生存競争にも思えます。

 

 

あ、地井さん来たんですね。なんか嬉しい。9年前に鬼籍に入ってしまった地井さんですが、時々彼の足跡に触れることがあります。いつか地井さんの地元である匝瑳市(千葉県)にも行ってみようと思っています。

 

抱かれ地蔵を見ることはできなかったけれど、門前でも十分堪能できました。縁があれば、また来る機会があるでしょう。次回は台地を下りながら庚申塔巡りです。それではまた!