【千代田区】靖國神社(1) | ぼっちあるき

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歩きながら考えてみた

今日は千代田区を探索していきます。

 

 

まずは都営新宿線の市ヶ谷駅から靖国通りへ。

 

 

しばらく歩くと、靖国神社に設けられた塀が見えてきます。お寺は住職の住まいなので塀に囲まれた所が多いのですが、神社では珍しいですね。戦争の受け止め方の違いによって、様々な事件が起きているせいもあるでしょう。

 

 

大妻通りが交わる南門に到着。立派な狛犬が出迎えてくれます。

 

靖國神社を訪れたのは、終戦の日が近いということもありますが、東京が「GO TO キャンペーン」から外されてしまったことが一番の原因です。マスコミが都道府県別に感染者数を発表し、各県の知事がそれに呼応するという現状で、都外へは出かけにくいのです。

 

ならば一人で「GO TO 都内キャンペーン」を実行するしかありません。首都圏は密接に関係しているので、特に埼玉・千葉・神奈川と区別するのはどうかと思うんですけど、県外ナンバー叩きをする自粛警察もいるので仕方ないですね。

 

 

南門から入ると、拝殿前の中門鳥居の前に出ます。この先は撮影禁止です。境内には至る所で警察官が巡回しています。昨年夏には、正面に見える拝殿の幕に墨汁を掛けた中国人が逮捕されています(懲役1年2ヵ月。執行猶予3年)。その他にも、韓国人によるトイレ爆破事件や放火未遂事件も発生しています。

 

アメリカでは、BLMの名の下に、歴史上の人物の銅像が次々と破壊されました。自分の考えを正当化するために過去を否定しても、事実は変わりません。そもそも、破壊や否定から希望や未来は生まれません。もし生まれたとしても、事実を受け止めずに築いた社会は、砂上の楼閣にしかならないでしょう。

 

 

そして今、人類はウイルスの脅威にさらされています。靖國神社の御神体は、国を守るために戦った英霊です。コロナ禍は、国という概念の大切さと、それを守ることの尊さを教えてくれています。「敵」という言葉は、とても強い言葉ですが、必ずしも相手が人間とは限りません。いかなる脅威であれ、それに対して敢然と立ち向かう人々が、称賛されることはあっても非難を受けるべきではないでしょう。

 

 

神門の扉にある菊花紋章(菊の御紋)。先日FOXニュースで、習近平を昭和天皇に準える報道がありました。アメリカでは、昭和天皇は独裁者として教育されています。外務省が正式に抗議をしましたが、「原爆投下は止むを得なかった」という歴史観の国です。

 

我々日本人は自虐的な面が強いせいもあり、近隣諸国のようにいつまでも根に持って賠償請求等はしませんが、事実の受け止め方の違いは知っておく必要があるでしょう。過去の出来事を現代の法律で裁こうとする人達もいます。また、過程を無視して結果を得ることに罪悪感のない人達もいます。北や南の島での出来事がそうですね。

 

梅雨が長かったので、夏が来たと思ったらもうすぐお盆です。次回も境内を探索しながら、思いを巡らせてみたいと思います。それではまた!