神の子ダンちゃん、ありがとう!!!! | 長崎 Life of Animalのブログ

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2017年8月14日、緊急状態の
迷子犬が入ってきたと連絡が
あったのがダンちゃんでした。
事故にあったと思われたダンちゃん
状況的にもセンターでは治療が困難と
判断し病院に緊急搬送しました。
やはり交通事故にあっているようで
左腕から全般の負傷、脱臼があり
すぐに入院治療に。
全く立つことも困難だったダンちゃん
でしたが、病院の治療とケアーの
おかげで3本足でも上手く立ち歩き
できるようになったダンちゃん。
顔つきもすっかり良くなってきたね!!
長期治療を乗り越え退院できるまでに
回復してくれたダンちゃん(泣)
そしてティアハイムにやってきました。
少しづつ歩けるようになったり
今思えば、もうすでにこの頃から
神の子でした。
この、あどけない顔つきが
印象的なダンちゃん(泣)
他のワンコ達とも上手に馴染んで
いたよね(泣)
ただダンちゃんが来た当初は、
食事が苦労し試行錯誤して
食べさせる日々でした。
もしかしてと思い、低価格の
缶詰めを食べさせてみると、
凄い勢いで食べだし、びっくり
しました。

少しづつ誤魔化しながら療養食に
切り替えたりと全てが懐かしいな…

そしてここからは初めて語ります。

実は保護してから数ヶ月後、当会が
掲示しているチラシを見た飼い主さん
から連絡があっていました。

面会に来てもらったところ間違いなく
飼い主さんと判明していました。
名前はクロ、当時16歳ということが
分かりました。

ふとした瞬間に脱走したそうで
飼い主さんも付近を探しては
いたものの、老犬だった為に
もう亡くなったと思っていたそうです。

しかしチラシを見てびっくりされ
会いに来てくれていました。
ダンちゃんのこれからの事など
話をしていく中で、孫ちゃんが
産まれ数ヶ月は手が回らないとの
事で、落ち着く2ヶ月後くらいに
再度連絡するという形になって
いました。

しかし数ヶ月待っても連絡無し。

1度フードを届けに来てくれた
ようですが、話もできず。

あっという間に1年が過ぎ、もう
それが答えなんだと、ダンちゃんは
私が守ると決めた時でもありました。

ある意味、良かったと思っています。

孫ちゃんが産まれ大変になると
話されていたので、その状態で
ダンちゃんの介護となれば先は
見えています。

ただ一言だけでも「クロをお願いします」
の言葉は、ほしかったな(泣)
そんな事があり今のダンちゃんの
年齢もハッキリ18歳になるとわか
ったんです。
ダンディーとして新たな再スタートが
始まってからも、通院も本当に
頑張ってくれてました。
立つ力は弱くなって食欲の波は
ありながらでも、復活し続けて
くれたダンちゃん。
とにかく輝いた目が印象的だった
ダンちゃん。
事故の後遺症なのか左側を下に
しないと嫌がっていたので
左側を下にして横になる回数が
増えてきていました。
炎症があってもダンちゃんは
本当によく寝ていました。
しばらくすると左手の炎症が
はじまり何とか消毒と軟膏で
広がらないように試行錯誤。
痛みも感じてなかったかのように
キョトンと見つめていたダンちゃん。
しかし壊死は進み、去年の12月には
もう完全骨だけで繋がっている状態に。
そして骨も削れ壊死した手が取れた
時には本当にはじめての事にびっくり
しました(泣)!!!!
手先が取れた後でも何事もなかった
かのような、いつものダンちゃん(泣)
まだ立ち歩きは何とかできていたので
この状態になりながらも頑張って
くれていました。
手先が取れたこの時、壊死が
広まり体に回る危険性もあり
体力的にも桜は見れないだろうと
余命宣告がありました。
取れた手先の消毒にハーブオイルに
皮膚再生軟膏と、パックとしていく中
壊死の広がりがピタっと止まり、穏やかな
時間が流れてくれていました(泣)!!
暖かい日には日向ぼっこしたり
できたね(泣)
そして念願叶って桜も一緒に見る
事ができた(泣)(泣)(泣)
一緒に頑張っていた、りぼんも
一緒に(泣)
3月を迎えるのは厳しいって言われて
いたダンちゃんは、頑張って乗り越えて
くれたんだよね(泣)
そして私の誕生日も一緒に迎える
事ができ、もうすでに神の子らしく
奇跡を何度も起こしてくれていた
ダンちゃん(泣)
ご飯もお口いっぱい汚しながら
頑張って食べてくれたね(泣)
旦那はんの膝の上でもよく
寝てたね(泣)
マッサージ後は熟睡Zzz..(ˇ㉨ˇ๑)

だだ、もうこの1ヶ月前くらいから
少しづつ食べる力は弱くもなってきて
いました。
もう体力の限界だと痛感するほど
身体もやせ細っていきました(泣)
保護した当初と見比べてみても
随分爺ちゃんらしくなった
ダンちゃん。
そして神の子ダンちゃんが選んだ日
その時がやってきてしまい2019年
6月25日、神の子ダンちゃんは神の元に。
本当は嫌で嫌で仕方ないけど
これも私の役割。

もう十分すぎるほど頑張ってきた
ダンちゃんと最後の夜も沢山話も
できました。

そしてスタッフと共に身体を天に
還えしてきました。
神の子ダンちゃん、本当に
ありがとう!!
沢山のお花と、お土産を持たせ
天に還りました。
おかえり、ダンちゃん。
私は1頭1頭と、それぞれの思い出があり
ますが、ダンちゃんは神の子として
実感してきただけに、また特別な
思いがありました。

ダンちゃんが過ごしてきた場所は
歴代要介護犬達が過ごしてきたところ。

昨日は使っていた器や枕にタオルを見て
我慢していた感情、寂しさが一気に
込み上げてきました。

わかってはいるものの、切ないですね。

だけどこの間にも、沢山の相談や
現場段取りに、犬達のお世話にと
やらなければならない事は押し寄せて
います。

追ってご報告していきますが
今日はダンちゃんの生きた証を
どうか忘れないであげてください。
ずっとずっと一緒やけんね!!!!!!



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