時省記 平時忠卿検非違帖 ~読了本のご紹介です | インテリアを整える ~女性のための自分らしいライフスタイルのヒント

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インテリアを整える ~女性のための自分らしいライフスタイルのヒント-時省記


ご訪問ありがとうございます。

ライフスタイリスト土谷尚子です。



5月に読んだ本のご紹介です。



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「時省記 平時忠卿検非違帖」
荒井 通子 (著)
文芸社


<内容紹介 amazonより>
『平家物語』で「平家にあらずんば人にあらず」との言葉を放ったとされる人物、平時忠。検非違使として、都の治安警護を任されていた彼が、市中で起こる怪奇な事件に挑む姿を描く、時代ミステリー。抜群の推理力と身分にこだわらぬ行動力で、難事件の真相を追究する時忠は、従来のイメージを一変。歴史小説の重厚さと、推理小説のエンタテイメント性を兼ねそろえた意欲作。


<目次>
一 足
二 鵺
三 宝珠
四 憑坐
五 禍矢


*****



歴史小説は、あまり読まないのですが、

長男おすすめで読んでみました。


軽く読める文体なので、あまり読まない方にもおすすめです。


内容は、平家版推理小説^^

難事件を解明するあたり、とても楽しめます。




印象的な言葉を書き抜き。


*親しき者に先立たれるのはその方だけだと思うておるのか。死者を悼むあまりに己の責務をなおざりにいたして良いはずはない。残った者はまだこの世を生き抜かねばならぬのじゃ。その方には世の中のために役立てるべき技があり、養うべき身内もおる。自ら命を縮めたとて、周囲に悲しみを拡げるだけで何の解決にもならぬ。



*それは、この日に夫を救うためだったのじゃ。神仏のお計らいとは、人にはわからぬものらしい。



ちょっとホロっと泣けるシーンもありました。

機会がありましたらぜひ。



時省記 平時忠卿検非違帖/文芸社
¥1,680
Amazon.co.jp




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