コロナの不安や恐怖から、自分を取り戻すには? | 「自己実現」を超えた、「自己超越」の世界へ ~A WHOLE NEW WORLD~

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こんにちは、富士陽天です。

 

最近よく、コロナで先行き不安になっている

経営者の方の相談が増えてきているので

 

まずは、

不安や恐怖に心を持っていかれないよう

本来の自分を取り戻すキッカケについて

 

読者の方にもシェアしたいと思います。

 

 

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問題を生み出す原因は、

「執着すること」にあり。

 

もったいないと、モノが捨てられず

○○だったらどうしよう、と

不安や恐怖で、現状維持に執着してしまい

自分で自分をがんじがらめにしてしまう。

 

しかし

多くの人は、執着を手放すことに苦心している。

 

 

 

問題を根本的に解決する方法は

”問題そのもの”とは取り合わずに

 

 

さっさと

「自分のステージを上げる」

こと。

 

 

例えば、小学生の時に抱えていた悩み

・ドラえもんがいつか最終回になったらどうしよう?

・○○ちゃんと違う班になったらどうしよう?

・ビックリマンシールを失くしたらどうしよう?

 

当時は、真剣に悩んでいたことも

大人になったら今なら、どうでも良くなっている。

 

それと同じように

視座が高く

視野が広く

視点が深くあるなら

 

今抱えている問題なんて、

相対的にちっぽけになり、どうでも良くなる。

 

 

では、ステージを上げるためには

どうしたらいいのか?

 

それは

「究極の理想の未来を描き、臨場感を高める」

こと。

 

 

なぜなら、人間の脳は

「臨場感の高い方」を現実とみなす。

という性質がある。

 

 

例えば、ゲームに没頭しているときは

 

物理世界では

コントローラーを握って画面を見ているだけ。

 

でも精神世界では

勇者になりきって魔物を倒している。

 

 

 

映画を見ているときも

 

物理世界では

ただ座ってスクリーンを見ているだけ。

 

精神世界では

ドラゴンの背に乗って世界を駆け巡ってたり

ゾンビに襲われて思わず背筋がゾッとしたり

 

 

という感じで

脳は現実世界と仮想世界の区別はなく

「臨場感の高い方」に反応して引っ張られて

”現実”だと認識している。

 

 

だから、現実世界を変えるのには

「究極の理想の未来を描き、臨場感を高める」

といい。

 

 

現在の延長線上にないような

「究極の理想の未来」を描くこと。

 

 

キングダムの信でいえば

「天下の大将軍になる!」

という究極の理想に引っ張られて

行動や考え方が変わっていった。

 

 

同じように、

マイホームを持つのが夢!だと

生涯でマイホームが持てるか持てないかで終わる。

 

でもマイホームを世界に10軒持つのが夢!だと

生涯かければ3軒くらいは建てるかもしれない。

 

 

こんな感じで

本気で目指す理想のスケールが大きくなると

相対的に現実のステージが引っ張られていく。

 

 

ただし、

理想がぶっ飛んでいれば居るほど、いいのか?

というと

 

転生してスライムになる!とか

太陽を克服する鬼になる!とか

瞬間移動して空を飛べるようになる!とか

 

あまりに現実離れしているものは

ファンタジーになってしまう。

 

 

あくまで現実世界において

想像しうる限界の理想を、ぶっとんだ発想で置いてみる。

 

せっかくなら有史始まって以来の難題とか

前人未到の領域を設定しておいた方がいい。

 

北極星のように、方向づけをするけど

生きている間に手が届くかどうか?

というぐらいで丁度いい。

 

なぜなら、全クリしてしまうと

途端に目的を見失って

”全クリ廃人”になってしまう経験はあるはず。

 

 

だから、ちょっと手が届かないくらいの

壮大な目的の方が、永遠にモチベーションが持続する。

 

 

 

では、

臨場感を高めるには、どうすればいいか?

 

 

もっとも確実なのは、

ステージの高い人と一緒に過ごす時間を増やすこと。

 

その空気感や考え方を、細胞レベルで吸収し

見えている世界の違いを体感する。

 

 

キングダムの16巻で

信が王騎将軍から「将軍の見る景色」を

空気伝授されて感覚が変わったように。

 

 

もし身近に

ステージの高い人が居ない場合でも

漫画やゲームの人物でも大丈夫。

 

映像や文献、書籍、教材などで

その人の世界観に触れる時間を増やすでもいい。

 

ソードアート・オンラインの世界観のように

脳は現実世界と仮想世界を区別できないので

 

「究極の理想の未来」に

意識を向けている時間を「濃く」することで、

だんだん”現実”のものになっていく。

 

 

 

ここまで伝えてきたことを振り返ると、

なぜ執着が問題を起こすのか?が見えてくる。

 

つまり、執着とは

過去への「臨場感」を高めている

行為だから。

 

 

”現実”が過去の延長にあるのなら

後悔や心配の臨場感のうえにある

マイナスイメージに引っ張られていく。

 

その重力に引っ張られて

ステージを下げてしまうのだ。

 

 

だから、

今起きている問題を解決する第一歩は

問題そのものに取り合わず

さっさとステージを上げてしまうこと。

 

一旦、離れることができたら

よく敵のボスに洗脳されたヒロインのように

 

えっ、私なんで

あんなことに執着してたんだろ??

 

って感じで、どうでも良くなっているはず。

 

 

 

そして、

「究極の理想の未来」に臨場感を高めてから

現実的な対策を考えたならば

 

心も体も頭も、明るく軽く暖かくなり

驚くほど本質的で建設的なアイデアが浮かぶ。

 

やることなすことタイミングやリズムが良くなり

さらに未来へと確信度が上がり臨場感を感じる。

という良いスパイラルに入っていく。

 

 

今までの悪いスパイラルが嘘のように

霧が晴れて、気づいたら見えている景色と

現実世界の感覚の違いに驚いている。

 

 

ぜひとも、

コロナで不安や恐怖に心を持っていかれた時は

もう一度、自分の原点に立ち返って

 

そうだった、そうだった!

自分はこの理想ために、事業を始めたんだ!

危うく目先の損得で道を踏み外すところだった!

 

小さなことに心を囚われず、真善美に生きよう!

まずはそれからだ!

 

と脳内のケモノを追い払って

本来の自分に戻すところから

始めてみるといいでしょう。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

 

ありがとうございました!

 

(120分 2181文字)