
《ストーリー》
台湾の台北市内で不可解な殺人事件が続けて発生する。
1つ目は真夏の溺死体、2つ目は火の気のない場所で発見された焼死体。
そして、今度はアメリカ人神父の変死体が見付かる。
外交問題になる事を怖れた地元警察は、プロファイリングに優れたFBI捜査官のケビン・リクターを招聘する…。
《評価》
何だかよく分からない内容でした。
不気味なジャケットに惹かれてレンタルしてみましたが、1番良かったのは内容よりもジャケットでした。
中国の三大宗教の一つでもある“道教”をテーマにしたオカルト・ホラーみたいですが、この“道教”とやらがサッパリ分からない。
“道教”の5つの地獄(氷地獄、火炎地獄、腹裂き地獄、心臓抜き地獄、舌抜き地獄)になぞらえて人間を殺していく事で双瞳(ダブル・ビジョン)となり、永遠の命を手に入れる事が出来る…みたいな感じかな。
どことなくセブンを彷彿とさせますね。
まあ、その“道教”とやらをそれなりに調べてから観ないとあんまり面白くはないです。
前半はそこそこ良かったと思うんですが、それからは残念な方へ向かっていきます。
日本を含み、アジアのホラー映画って最近観なくなったけど、アジアの雰囲気を持ったホラー映画って好きだから、どんどん作ってほしいな。
もちろん、特に日本ホラーには頑張ってほしいけど、呪怨辺りから下降気味?になっていってるのが悲しい。
2002年製の映画だけど、羨ましくもあります。