■術後の目覚めからその夜 | 子宮腺筋症に負けない!

子宮腺筋症に負けない!

子宮腺筋症&筋腫持ちの備忘録です。

■目覚め
何人もの友人から聞いていたが、本当だった。
目覚めたら全てが終了していた。

看護師さんに、
「夢見てませんでしたか?」とか聞かれたような・・・

私こそ
「変なこと口走ってなかったですか?」と聞いてしまった(^_^.)

よく覚えていないが、オペ用のベッドから病室のベッドに
よっこいしょ!的に移動され、エレベーターに乗るときとか
「ちょっとガタガタしますよ~」とか声をかけられたのは覚えている。

病室についてからの看護師さんの作業は手慣れたもので
フットポンプを装着し、点滴の様子を見て、指についてる脈をはかるもの(?)
右ひじ上には血圧計が巻かれて、硬膜外麻酔のボトルもぶらさがっていた。
そして、一番嫌だったのが尿管カテーテル。
すっごくすっごく違和感。

「痛いところありますか?」と聞かれ尿管カテーテルを訴えた。
「痛み止め飲みますか?」には、即答で「飲みます」と答えた。

尿管カテーテルは、私的な表現で言うとタンポン入れて
なぜか途中まで出てきてしまし、違和感&痛みがある感じだあった。

痛み止めのお陰で、少しするとその違和感もやわらいできた。


13時前位に、母が病室に来て声をかけられた。
無事目覚めたのを確認して、すぐに帰っていきました。

この管だらけの体で、ベッドの上から全く動けないまま一夜を過ごすと思うと
すご~く不安になった。
しかも、お水も一滴も飲んではいけないなんて!!!

意識は、15時くらいにすこしずつはっきりしてきて脈を計る器具を
挟んだままの右手で、友人数人にLINEだけはした。
「無事目覚めたよ!」と・・・でも長文はとても打てなかった。

LINEできるだけでも凄いとお褒めの言葉をくれた手術経験者の友人。
LINEってやっぱり楽ちんだからだよね。グループにしておいたし。

血圧計は、1時間ごとに自動で計れるようにセットがされた。
1時間経つと、自然にぶぉ~っとあの袋が広がる。
眠っているときなど、ビックリして起きちゃったことが何回かあった。

病室に戻ってすぐは、寒くて布団を2枚かけてもらった。
術後は、寒い人が多いらしい。

意識はぼ~っとしたまま19時頃テレビをつけてみたが
画面を見ても内容は頭に入らない感じ。
とにかく、ぼ~っと過ごす。

看護師さんが来ては、痛みは「10のうちいくつですか?」と聞いてくる。
確かにわかりやすいかも。
硬膜外麻酔が効いていたのか、「7~8」くらいと答えていたような・・・

それより、私を苦しめたのは咳であった。
入院1週間前から、風邪薬を処方してもらったりしてどうにか治す努力はしたものの
全く良くはなりないまま手術に。
喉から人工呼吸をさせるための管を入れるので、多少炎症がひどくなるかもと
言われていただが、まさにその通り!

咳止めを飲み、ネブライザーという機械でお薬を吸入したが全く良くならない。
夜中も一度で出すと止まらず、4人部屋なので他の方のこともキニナルし
咳をした時のお腹の痛みときたら!!!!!

とにかく咳を止めてと懇願したが、ネブライザー以外に方法は無いようだった。
痛み止めの座薬なり、点滴に睡眠薬をいれるなり何かないのかと詰め寄ったが
私の血圧が90あるかないかだったので難しいと言われた。

絶望的だ~!マジで泣きたくなりましたさ。

とにかく、早く朝になってください。そればかり思っていた。


そんな術後の夜でした。