グループホームについて
父に話をしたのは
見学に行ってから２日後のこと。
今の段階では
とりあえず見学に行ったというスタンスで
切り出してみました。
一緒に行ったケアマネさんから、
うちのお部屋の状態のことも
お話ししていただいていいですよ。
そう言われたことが気になります。
お部屋の状態って。。。
つまり、
お部屋が足りなくなっているということ。
それが、私には遠まわしに、
毎週のお泊りはご遠慮ください。
と言われているのと同時に、
今の生活パターンを持続したいなら、
グループホームに移ったほうがいいです、
と言われているように感じるのです。
私ですらこう感じるのですから、
父ならなおさら
自分は追い出される。。。と思うのでは。
実際、
ケアマネさんから
何気にプレッシャーをかけられているのは事実です。
このままでは、
業務時間も、
土曜出勤の要請にも応えられるようにと進めていた
生活パターンも
また以前の状態に戻ってしまいます。
私にとって収入が減ることは死活問題。
だからと言って、
はい、わかりました。
じゃぁ、来月からグループホームに。。。
と一つ返事で決めるわけにもいきません。
父には、
いずれはグループホームに
入所してもらうことにはなるでしょう。
それを踏まえて、
遠い将来のことも含めて話をしてみました。
珍しく
資料を見ながら話を聞いてくれます。
やたらにどこにあるのか気にしながら、
素直に話を聞く姿勢。
久々に向き合えている感じ。
そんな父を見ていると、
もしかして、
昔と同じような生活が
まだできるんじゃないか。。。
本当は
話せばきちんと理解できているんじゃないか。。。。
しっかり考えられてるんじゃないか。。。
ふと、そう思えてくる。
グループホームなんて、
考えるには早すぎるのかも。。。
私は、別に行ってもかまへんけどな～
どこまで本心なのだろうか。。。
予想通り、
”お部屋は新築状態” には
かなり魅力は感じていたようですが、
そんなに簡単に決められるはずがない。
そんな時
タイミング悪く？ 娘が帰宅。
娘のただいまの声に反応している間に
うまく逃げられてしまいました。
翌日は朝から機嫌が悪い。
犬がうるさいと
お皿にスプーンを投げつける。
だめだこりゃぁ。。。
やっぱり
話をした時私がふと感じた
普通の生活ができそうな父の様子は
錯覚だったのね。
父の思うことも十分察知はできます。
でも、私の事情も酌んでほしい。
また始まった葛藤。
介護経験のない友人に言わせれば
そんな安くで確保できるなら、
またとないチャンス。
先延ばししたら、
家の近くでそんな条件、もう見つかれへんで。
決めるしかないでしょ！！
誰もが口をそろえてそう言います。
それもそうかもしれない。。。
父の気持ち。
仕事の事情。
わたし自身の身体的事情。
グループホームの確保。
ケアマネさんとの話し合い。
全てが丸く収まる方法が見えない。
全てが丸くなんて不可能だよな。
何かが犠牲になるよな。
何を優先に動いていけばいいのか
わからなくなってきた。
いろいろな葛藤が邪魔をします。
結局何一つ進まず、
どんより気分が続く今日この頃。。。
