
Chrysalis Tarot (サナギのタロット)
15 美しいローサ
サナギのタロットの大アルカナの15は、伝統的タロットでは悪魔で、死のカードと並んで、深くまでタロットを学んでいない人には、出るのが嫌がられるカードだそうです。エゴとか、自分の影の部分を示唆します。
サナギのタロットでは、”分離” を意味します。
神秘のベラ・ローサは、安全に顔を隠した衣装でベネチアのカーニバルを歩きます。彼女のペルソナは、マスクに象徴される偽装であり、本当の彼女の投影は、内面深くに潜っています。ベラ・ローサは、あなたに自分自身でいることはOKなのですよとプッシュしてくれます。
ベラ・ローサは、物欲と不健康な習慣から離れることが有益であることを理解するところに来ています。
己の尾を噛んで輪になった、元気づけてくれる龍は、再誕生とひとつのサイクルの達成を示唆するシンボルです。

スピリチュアルな関係の英語の本では、本当の自分、光の自分を大文字で表し、日常の自分、本当の自分と分離された自分を小文字で表したりします。
例えば、Self と self、You と you みたいに。
魂は成長して統合へと向かおうとしますが、小さなセルフ、self の日常の私たちは、魂の進もうとしている方向とは違って、物質的所有欲や、人間関係でほかの人から良く思われたい(評価されたい)、といったことに囚われてしまいます。
それが分離している状態です。
願望実現やヒーリングや自己啓発で、あれが欲しい、こうなりたい、など、テクニックなどを使って変わろうとする時、そういった小文字のセルフの変わりたい方向へと没頭して頑張ってしまうこともよくあります。
そんな時、ベラ・ローサが登場すると、
「その道は、本来の光の道とはちょっと違うよ。」
と教えてくれることになります。
私たちには自由意思が尊重されていますから、小さなセルフの望みを聞き入れて、その道に行く体験をするのもダメではありません。
ちょっと寄り道して、影の仮面を体験し、もう一度同じような人生を何回かやり直して、ついにベラ・ローサがもう登場しなくても良い方向(魂の進もうとしている方向と一致した方向)へ行くことにいつか(どこかの人生で)気づいたらその時に行くのも自由です。
その時、輪になった龍は輪を解いてまっすぐの体になるのでしょう。
ただ、
「あ、今、自分が望んでいることは、本当の自分の望みとはかけ離れてしまうんだー!」
と気づいたとき、道を修正したければ、シンプルにそうすればいいだけです。
かけ離れた方向に時間とエネルギーをかけて頑張って執着してしまう前に、教えてくれただけ。
このカードが登場するのを嫌がる必要は全くないです。
タロットがこのように少しイメージが変わってきているのは、集合意識の変化の反映ですね。
簡単に変われる、簡単に道を修正できる、
軽い波動の時代になっています。
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