「完璧」なんて、捨ててしまえ! | お金と心を動かす会話術 | 浅川智仁
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「人からこう言われるのが望みです。『彼は完璧ではないが、自分のミスを潔く認めるし、できるだけ早く直そうとする』と」
(バラク・オバマ)
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アメリカ合衆国大統領バラク・オバマからの一言をご紹介します。
人から評価されるためだけに生きていくことは寂しい事ですが、“自分”を貫いて生きていく過程を繰り返す結果、理想通りに評価を受けることは、まさに生き方に光が当たるようで幸福な気持ちになれます。
「どう評価されて生きていきたいのか」とは、『ミッション(使命)』と置き換えることも出来るでしょう。
自分自身の『使命』が評価されることは、やはり嬉しいものです。
『彼は完璧ではないが、自分のミスを潔く認めるし、できるだけ早く直そうとする』。
オバマ大統領は、冒頭の信念を持つ限り、“完璧であろうとする”ことに価値を見いださないはずです。
逆に、ミスはミスとして認め、それを隠さずに、早い段階で改善策を取って行くことこそが、バラク・オバマとしての人生哲学となっているわけです。
最近、僕は特に強く思います。
それは、「人は弱い」ということです。
であるからこそ、その弱さを素直に素早く認め、それに対してとことん向き合うことが大切なのだと思っています。
「ポジティブ」や「前向き」、「積極的」という言葉が飛び交う中、全ての人がそうでなければならないというような風潮が世間を支配していますが、毎日毎夜そんな人間は、僕自身もそうですが、どこにもいないと思います。
弱く、もろく、後ろ向きになってしまう自分を正直に受け入れ、それに真正面から向き合い、次の改善策を考えていく。
まずはネガティブな自分を受け入れることから始める。
世界を牽引する若きニュー・リーダーは、「それで良いんだ!」と教えてくれています。
~人生はデザインするもの~
ライフデザインパートナーズ株式会社
代表取締役 浅川智仁