調べると、旧暦の今日は、徳川家康の誕生日のようです。
三方ヶ原で屈辱的大敗をきっした武田信玄をモデリングし、織田信長や豊臣秀吉の国家経営・組織運営からその長短を学びとり、それを活かすことで戦国の覇者となった家康。
揺るぎない”仕組み”作りを徹底したことで、250年を超える江戸時代の礎を築いた家康の洞察力とヴィジョンは、本当に感嘆します。
『東照宮遺訓』は、家康の人生観を垣間見ることが出来る貴重なもので、今を生きる僕たちにとってもまさに至言。
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人の一生は重き荷を負うて 遠き道を行くが如し 急ぐべからず
不自由を 常と思えば 不足なし
心に望みおこらば 困窮し足る時を思い出すべし
堪忍は無事長久の基
怒りを敵と思え
勝つことばかり知りて 負くるを知らざれば 害その身に至る
己を責めて 人を責むるな
及ばざるは 過ぎたるに 勝れり
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人生とは短距離走ではない。
目まぐるしく状況が激変する高度情報化社会に生きる僕たちは、気がつくと全てに、インスタントな結果を求めがちになります。
家康の生き方を学ぶと、改めて感じさせられることがあります。
~人生はデザインするもの~
ライフデザインパートナーズ株式会社
代表取締役 浅川智仁