セブン&アイ・ホールディングスが、傘下であるイトーヨーカ堂の正社員数を2015年をめどに半分に減らし、パート数を全従業員のおよそ9割にまで増やす方針を決めたというニュースが昨日の日経新聞の一面にありました。
「いよいよここまで来たか」
これが私の、率直な感想でした。
好むと好まざるとに関わらず、
今後ますます圧倒的にシビアな人事評価が、様々な業界でより一層進んでいくキッカケになると感じています。
約二年前、ある有名な人事コンサルタントが、「今後三年間で正社員の給与はおよそ30%減少するだろう」と、某経済誌で語っていました。
事実、国税庁の調査によると、サラリーマンの平均年収は、平成19年から平成22にかけて、25万円下がっています。
改めて、私たちにとって大事なこと。
それは言うまでもなく、
自分の付加価値を上げる取り組みを続けることです。
他者と違う自分、他者より抜きんでる実力。
当然と言えば当然ですが、常に現在に安住せず、次へ向かう思考と行動が、キャリア構築を目指す人間には圧倒的に求められるわけです。
孤児院から身をお越し、一代で世界的スーパーブランドを築き上げたココ・シャネルは言っています。
「かけがえのない人間になるためには、常に他人と違ってなければならない」
身に突き刺さる言葉です。
(国税庁 平成22年 民間給与実態統計調査結果)
~人生はデザインするもの~
ライフデザインパートナーズ株式会社
代表取締役 浅川智仁