武田信玄の組織論 | お金と心を動かす会話術 | 浅川智仁

お金と心を動かす会話術 | 浅川智仁

セールスとは、「センスの科学」です。
センスを上げながら、仮説と検証の精度を上げる取り組みを続ければ、結果は自ずと変わっていきます。

センスの上げ方や仮説の立て方を、あらゆる角度からご紹介します。

ぜひお気軽にのぞきに来てください。

「人は城 人は石垣 人は堀 情けは味方 仇は敵なり」
(武田信玄)

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こんにちは!
モチベーターの浅川です。

私は、生まれ育った地元・山梨県の英雄、武田信玄から多くを学び、自分自身の仕事や生き方にも活かしてきたことが多々あります。


その中でも、戦国最強の騎馬軍団を率い、盤石の組織を築き上げた信念には、強烈なインスパイア―を受け続けています。


その信念が表現されたものが、冒頭の言葉。











当時としては信じられないのですが、
武田信玄は地元甲斐の国では、城に居を構えていませんでした。
なんと「つつじが崎の館」と呼ばれる普通の家屋に住んでいたのです。


その理由が明快で、
家臣一人一人が城の役目をするから必要ない」というものでした。










身内からでも命を狙われる下剋上の時代に、この信念です。

事実、信玄公は息子の義信から命を狙われた経験があります。



命を懸ける中で、これだけ絶対的な信頼関係が構築されていれば、組織を構成するメンバーの
パフォーマンスが変わらないはずはありません。





部下を“絶対的に”信頼する上司と、仕事で“絶対的な”
信頼を勝ち得ようとする部下。

信頼関係や人間関係が希薄になったと言われる今の時代、
私たちが問うべき原点ではないでしょうか。






どのビルにオフィスを構えるのかも、モチベーションの意味では重要な意味を持ちますが、
それ以上に大事なことは、組織を構成する一人一人が、ガッチリとした信頼関係で結ばれているということです。






信玄公は、組織を構成する一人一人の心の中に、大きく堅固な城を建てていた。

400年以上たった今でも、強烈に心に響く、メッセージです。














ナポレオン・ヒル財団アジア/太平洋本部認定講師


~人生はデザインするもの~
ライフデザインパートナーズ株式会社
代表取締役 浅川 智仁