悔し涙 | お金と心を動かす会話術 | 浅川智仁

お金と心を動かす会話術 | 浅川智仁

セールスとは、「センスの科学」です。
センスを上げながら、仮説と検証の精度を上げる取り組みを続ければ、結果は自ずと変わっていきます。

センスの上げ方や仮説の立て方を、あらゆる角度からご紹介します。

ぜひお気軽にのぞきに来てください。

本日2回目の更新です^^










本気でやっていれば、悔し涙を流すことは当たり前です。



悔し涙は、本気でやったことの証明のようなものなのです。








私のクライアント様で、この悔し涙を流す方は少なくありません。



「どうしてこうなんだ!」と自分自身に憤りを感じ、



その不甲斐なさを嘆くことで生まれる涙を流される方は少なくないのです。







私はそれを祝福します。



なぜならそれは、トップセールスへの最初の扉を抜けたことだと捉えているからです。





事実、悔し涙を流された方の数ヶ月後は、みなさん大きな飛躍を遂げています。




こだわり続けた種は、しっかりとした養分と水を与えることで、実を結ぶわけです。








ところで、私がセールスの世界で悔しさに打ちひしがれたのは、入社3ヵ月目でした。




「全てのタイトルを獲る」と覚悟を持って臨んだ最初の賞レース、



『新人賞』レースでいきなり躓いた時です。





ドラマのようですが、最後の1日で、



当時大阪支店に在籍していた1ヶ月ほど後輩の女性に抜かれました。








前職時代の最高の上司で、私のセールスマネジメントのメンター(師匠)からも、



「獲れた賞を逃すのは癖になる。恥ずかしいしダメだね!



浅川君。とことん悔しがった方がいいよ」



と叱咤激励をされたことを、今でも鳥肌が出るくらい覚えています。








この言葉は強烈でしたし、最高に感謝をしているものです。




この言葉がなければ、私は平凡ないち営業として終わっていたかもしれません。



なぜなら、この悔しさを中途半端に紛らわすことなく、真正面から向き合ったことが、



その後の私の飛躍の種であったことは疑う余地がないからです。






その4ヶ月後、私は全国100名を超える営業部員の中から月間MVPを獲得し、



翌月にはマネージャーに大抜擢という形で昇進させていただきました。



更にその翌月、初めての月間個人トップを獲ることも出来たのです。









実を言うと、その強烈な悔しさを忘れないために、



私はその時の素直な気持ちを紙に書きなぐりました。



それは今でも、部屋の壁に張り出されています。









このままでいいのか?!


負け犬のままでいいのか?!


悔しくないのか?!


嫌だったらやれ!勝つまでやれ!


お前はできる!絶対できる!!









張り出されて5年ほど経つ、黄色くなったルーズリーフの紙は、



セールスの世界でやっていけるかまだ明確に確信を持てず、



不安定な当時の私の心境が思いっきりぶつけられています。












さて、今月もいよいよ残り1週間。



現在の着地数字がどうであれ、こだわってこだわって、こだわり続けた者だけに、



「飛躍」のためのチケットは手渡されると私は信じています。






こだわり続ける全ての営業職のみなさん。



まだ時間はあります!



生き様を見せていきましょう!!











~人生はデザインするもの~

浅川 智仁