変化は善 | お金と心を動かす会話術 | 浅川智仁

お金と心を動かす会話術 | 浅川智仁

セールスとは、「センスの科学」です。
センスを上げながら、仮説と検証の精度を上げる取り組みを続ければ、結果は自ずと変わっていきます。

センスの上げ方や仮説の立て方を、あらゆる角度からご紹介します。

ぜひお気軽にのぞきに来てください。

おはようございます(^O^)/



モチベーション・マネジメント・コーチの浅川です。










今朝、気になるニュースを目にしました。





民間調査会社の帝国データバンクが昨年の12月から今年の1月にかけて、



全国の2万3101社を対象に実施し、1万917社から回答を得たアンケート調査の結果です。





環太平洋経済連携協定(TPP)への参加について、



65%の企業が「必要」と考え、



参加しない場合は「景気に悪影響」とみる企業が72・4%にのぼったということでした。








国のヴィジョンや将来への方向性が本質的に問われる案件であり、



この問題に関する舵取りは、政治の大きな役割であることは疑う余地がありません。






事実、韓国は国策としてFTA(自由貿易協定)を積極的に推進しています。



韓国企業の世界的躍進は、



こうした国としてのビジョンある行動力が要因であることは間違いないでしょう。










歴史的に見ても、経済は政治よりも先に行く傾向が強くあります。




【経済が先に生まれ、それを政治が追いかける】




その構図で人類の歴史は発展してきました。



言い換えると、政治で経済の変化や流れを止めてしまうことは非常に難しいわけです。








『経済のグローバル化』という流れは、どう考えても避けられません。



好むと好まざるとに関わらず、



これを止めることはできないと腹をくくることが必要だと私は思っています。







一昔前は、中央の雇用やお金は地方に流れ、



都心が潤うことは地方も潤うことを意味しました。




今では、国として雇用とお金が隣国に流れてしまう構図に拡大しているわけです。









私は、田舎の観光地で生まれ育ちました。



バブル全盛が小学生の低学年。



好景気というものを全ての層で享受できた風景を幼心に見てきました。






しかし、今の時代は全く違います。



企業の業績が上がったとしても、それが地方や個人に直結しません。



なぜなら、その業績を生んでいる要因が隣の国にあったりするからです。








しかしながら、悲観することはないと私は思っています。




モノの流れが、決して一方的に成り立つものではない以上、



「向こうから来る」ものがあれば、「こちらから出す」ものも生まれるわけです。




であれば、実力をつけることによって、そのまま大きなチャンスに変わります。










変化は圧倒的な善である。






私たち人間は、基本的には保守的なもので変化を嫌う生き物です。




ですが、変化は善だと捉えた人間によって歴史が展開していったことは、



私たちが今肝に銘じるべき大きな教訓であるでしょう。







私は、特に迷いが生じたときには、いつも言い聞かせています。





変化は善。



変化は絶対的な善。











~人生はデザインするもの~

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代表  浅川 智仁