『龍馬伝』と歩んだ一年 | お金と心を動かす会話術 | 浅川智仁

お金と心を動かす会話術 | 浅川智仁

セールスとは、「センスの科学」です。
センスを上げながら、仮説と検証の精度を上げる取り組みを続ければ、結果は自ずと変わっていきます。

センスの上げ方や仮説の立て方を、あらゆる角度からご紹介します。

ぜひお気軽にのぞきに来てください。

こんばんは(^O^)/



モチベーション・マネジメント・コーチの浅川です。








昨夜『龍馬伝』の最終回を観終わった後、一時間ほど動くことが出来ませんでした。




様々なシーンやメッセージを思い出し、



自分の今まで、そしてこれからについて考え込んでしまったわけです。














振り返ると、今年は『龍馬伝』と共に歩んできた一年でした。





龍馬さんが葛藤する姿や



龍馬さんが出会いを求める姿、



そして龍馬さんが交渉する姿や



飛躍していく姿に思いを馳せ、



実際自分だったらどのように振る舞い、



行動するかをいつも考えさせられていました。











私が以前お話をさせていただいた、ある経営者の方は、



「大河ドラマには世相を明確に表したメッセージが込められている」と仰っていました。






その意味では、今回の『龍馬伝』で突きつけられたメッセージは、



大きく以下の三つだと私は考えています。






1.常識を疑い、固定概念を取っ払え!



2.好奇心を持って、素直な目で人と出会え!



3.とにかく行動しろ!







龍馬さんは、こうした信念と熱意を持っていたがゆえに、



「袴にブーツ」という出で立ちで、誰もが思いもつかないようなことを実現してきました。










そして、最終回の、最期の福山龍馬の言葉が胸に突き刺さります



極端な話、私はこの最後の言葉だけが聞きたくて



最終回を観たと言っても過言ではありませんでした。




どんなメッセージを、今を生きる私たちに投げかけてくれるんだろうと、強い関心がありました。






曰く、




「中岡、わしはこの命を、しっかりと使い切ったんじゃろうか・・・」









これはハッキリ言って歴史のロマンであり、もっと言うと私の願望ではありますが、



きっと龍馬さんが生きていたら、まだまだたくさんの偉業を成し遂げていたはずです。






しかし、わずか33年の人生を、坂本龍馬さんは、



文字通り『龍』のように駆け抜け、命を燃やして来たことも明確な事実なはず。






その龍馬さんが「命を使い切ったんだろうか・・・?」と自問自答するシーンは、



私にとって言葉に表現できるレベルを超えて強烈に胸に迫ってきました。








今の時代、自己主張をしたことで命を狙われることなど、ほとんど皆無に等しいことです。



自己実現へ向けて動いたことで殺されるということも、同じように皆無に等しいでしょう。








「俺は命を使い切った」。




死の床で、私は果たして自信と確信を持って、このように言い切ることが出来るだろうか。



私は、また一つ、壮大かつ難解な、そして非常に挑戦的なテーマを与えられた気がします。











独立一年目。



『龍馬伝』と共に歩んだと言ってもいいこの一年が、あと一ヶ月で終わります。




これほどの強烈なメッセージと、底知れないモチベーションを与えられるとは、



放送開始当初は正直思ってもいませんでした。




本当に、感謝で一杯です。








『龍馬伝』!



本当に、ありがとうございました!!











~人生はデザインするもの~

Life Design Partners

代表  浅川 智仁