こんにちは(^-^)/
モチベーション・マネジメント・コーチの浅川です。
私のセッションデスクがある西新宿のビルの隣には「常円寺」というお寺があります。
いつも、その前を通ってビルに向かうのですが、ちょうど今日、
『新宿 寺子屋成子庵』という法話会が行われていました。
普段通り、何気なく通り過ぎながら、張り出されていた看板を横目で見てビックリ!
私が11年前にテレビでそのお話を拝聴し、大きく感銘を受けた
仏教学者のひろさちや先生が今日の講師だったんです!!
開始時間はとうに過ぎ、残りは一時間弱しかありましたが、
私は迷わずお寺の中に飛び込みました!
すると、あの独特の優しい語り口調が扉の隙間から漏れ聞こえて、
言いようのない感激の感情がわき出てきたんです。
まだ“感情のマネジメント”という言葉も概念も知らなかった大学二年生の私は、
先生の語る『慈悲の心』についてのお話に、大きな感動を覚えました。
「許すこと」や「認めること」の智慧に触れられたことで、
私はずいぶん楽になった記憶があります。
そんな記憶が噴き出すように蘇り、感謝の気持ちで一杯になりました。
なんだか、昔の恩師の先生にお会いしたような気持がしたんです。
今日のお話でとても印象に残ったことは、『アミダ』という言葉の意味についてでした。
いわゆる、『南無阿弥陀仏』の『阿弥陀』です。
サンスクリット語では、「ミダ」は「測る」、「ア」は否定を表します。
(ちなみに、英語の「メートル(m)」の語源もこれのようです。)
ですから一言でいうと『アミダ』とは、『測らない』という意味の言葉になるようです。
仏様の前ではどんな境遇であってもみな一緒。
それぞれが、それぞれの立場や境遇で、幸せになれる。
世の中や他人の「ものさし」で、人と比べたり、測ったりはしてはいけない。
穏やかに優しくも、力強く、先生は仰っていました。
大学時代、そのお話に救われ、ひどく感銘を受けたことをどうしてもお伝えしたく、
講演後、私は先生のもとに駆け寄って握手を求めました。
すると、力強く手を握ってくださり、一言一言優しくうなずきながら、
写真まで撮ってくださいました。
世の中や他人が作った「ものさし」で生きて行くことを強いられるのが、
この世の中の一方では現実です。
しかし、理想の自分、あるべき自分を明確にし、
自分の人生を、自分でデザインすることにフォーカスした時に、
初めてその「ものさし」から私たちは解放されていきます。
私は改めて、自分自身のミッションを強く感じ、強烈に身が引き締まりました。
一人でも多くの方に、自分のあるべき理想の「ものさし」を手にしていただけるよう、
私は取り組んでいきます!
~人生はデザインするもの~
Life Design Partners
代表 浅川 智仁