顧客の目線に立つ | お金と心を動かす会話術 | 浅川智仁

お金と心を動かす会話術 | 浅川智仁

セールスとは、「センスの科学」です。
センスを上げながら、仮説と検証の精度を上げる取り組みを続ければ、結果は自ずと変わっていきます。

センスの上げ方や仮説の立て方を、あらゆる角度からご紹介します。

ぜひお気軽にのぞきに来てください。

こんばんはo(^-^)o


モチベーション・マネジメント・コーチの浅川です。











今、私は電車の中にいます。






目の前には、20代後半と思しき男性が、『坂の上の雲・三』を熱心に読んでいます。





その恰好からして、建築土木関係の仕事をされているようです。







歴史小説を読むことが趣味なのか、

それとも最近話題になっている作品だから手にとってみたのか。






当然、詳しいことは分かりませんが、重厚な作品を三巻まで読み続けるということは、活字に触れることが珍しい方ではないようです。






この男性は『坂の上の雲』から何を得ようとしているのか-?








私の頭はイメージしています。








いきなりこんな人間観察から今日は始まりましたが、

私は電車やカフェ、デパートや球場など、人が沢山集まるところでは、いつもこんな感じで目に映る人を観察します。







これは、営業職だった頃に身についた癖なのですが、そうした観察をしている人に、自分だったらどんなプレゼンテーションをしようかと、思い巡らせるのです。







この年代の方達だったら、こんな表現が良いだろう。





このジャンルの本を読んでいれば、この種のキーワードに興味を持ってもらえるだろう。









そして、自分の心の中でロープレを繰り返すわけです。








イチロー選手や松井選手は、試合が始まる前にも、終わって後でも、もっと言えば、試合が無い日もバットを振ります。








営業に携わる者が、プレゼンテーション以外で、のほほんと過ごしていては、プロとしてやはり一流にはなれません。








そして、こうした訓練を続けることで、いわゆる、顧客の目線を忘れずにいることが出来ます。





顧客の目線とは、すなわち、顧客の目で世の中を見ることです。










自分が扱う商品だけを日夜考えていると、気が付くとこうした視点を失い兼ねません。







私はいつも自分に戒めています。



~人生はデザインするもの~
浅川 智仁



NEWS;
WEBTv『覚悟の瞬間』出演中!
(24時間365日、無料で観られます)

高校時代のエピソードから大学時代、その後の挫折からナポレオン・ヒルとの出会いまで、浅川の今までのストーリーが垣間見えるインタビュー番組です。

ぜひ、ご覧下さい!