今日は2011年6月の記事でも書いた、ネイティブ・インディアン部族のひとつ、ホピ族についてです。
「平和の民」を意味するホピ族は、自然を尊んで感謝し、世界の調和を祈り、7世代先の子孫のことを想って今の意思決定をする慣習を続けてきました。
ホピ族は神話や予言を代々、口伝で継承してきました。
ホピ族の予言では「調和のルート」と「滅びのルート」が存在し、
人類が滅びのルートを進んでいる時、滅びる前に9つの予兆が現れるとし、
既にそのうち8つが予言通りになっているというのが定説です。
そして、「滅びのルート」から「調和のルート」にルート変更できるタイムリミットは2024年だとされています。
それだけ、今年は人類にとって重要な年なんです。
ルート変更するためにはどうすればいいか?
その教訓はホピ族の神話の中にあります。
ホピ族の神話
💎第一の世界 トクペラ
最初、トクペラという無限宇宙が存在し、創造神タイオワだけがいました。
タイオワは、様々な生物が共存共栄する世界を見てみたいと思い、「無」から甥となる神、ソツクナングを創造し、宇宙の創造を命じます。
ソツクナングはタイオワの計画に基づき、9つの宇宙を創りました。
1つはタイオワのため、
1つはソツクナングのため、
7つは後の生命のために。
続けて、ソツクナングはそれぞれの宇宙に「水」と「風」を創った後、そのうちの1つの宇宙で地球を創り、
地球を担当させて生命を創る神として、コヤングティ(蜘蛛女)を創ります。
コヤングティは土と唾を混ぜ、創造の讃歌を歌い、双子であるポカングホヤ(兄)とパロンガウホヤ(弟)を創って、
ポカングホヤには「固める力」を与え、山々や大地を固めさせ、
パロンガウホヤには「響かせる力」を与え、音を生み出させました。
双子はそれぞれ北極と南極に行って、地球を自転させることを任されました。
コヤングティは、植物、動物を創り出し、最後に人類を創ります。
赤・白・黒・黄色のそれぞれの土と唾を混ぜて乾かし、4人の男性が誕生。(インディアン・白人・黒人・黄色人種)
続けて、それぞれの色の4人の女性が誕生します。
誕生した8人は、コパピと呼ばれる頭頂部を通じて、タイオワ、ソツクナング、その他の人間等とテレパシーで交信できました。
テレパシーで全てわかるので、嘘は通じず、誰もが本音で生きていました。
ソツクナングは8人の人間に約束をするように告げます。
「あなた方が幸せになるためにこの世界を与えた。
いついかなる時も創造主を尊ぶこと。
知恵と調和、そして、あなた方の創造主の愛を尊ぶこと。
このことは、あなた方が生きている限り忘れることのないように。」
知恵と調和、創造主の愛を尊び、植物も動物も人も地球も「すべてはひとつ」だと感じていた時、人間たちは幸せに平和に暮らし、
人類は増えていきました。
しかし、次第にソツグナングとの約束を忘れる者たちが現れてきました。
言葉に頼り始めたことで、テレパシー能力は失われていき、
鳥人間ラバホイヤは人類に「違い」を認識させ、
蛇人間カトヤは人類に「分裂」を促し、
次第に調和が乱れ、平和が失われていきました。
そんな中であってもソツグナングとの約束を守り続けていた、わずかな人間たちがいました。
ソツクナングは彼らの前に現れ、こう告げました。
「タイオワと話し合った結果、あなた方は救うが、一度、このひどい世界を滅ぼすことにした。ついて来なさい。」
そう言って、蟻人間の住む塚まで連れて来ると、
「地下に避難して、蟻人間たちと共に暮らしなさい。」と伝え、
ソツクナングに選ばれた人々は地下で蟻人間たちと平和に暮らすことになります。
その間、タイオワの命令を受けたソツクナングは、世界中の火山を噴火させ、「火」によって、第一の世界を滅ぼしました。
ソツクナングは「第2の世界」を創り終え、蟻人間の塚まで来ると、人間たちに「地上に出て、新しい世界で幸せに暮らしなさい。ただし、知恵と調和、創造主を尊ぶ約束は忘れないように。」と伝えます。
そして、第2の世界 トクパ が始まります。
次回の記事に続きます。
💎徳尾貴俊(とくお たかとし)プロフィール
鹿児島市在住。
神意識スタイリスト。全ての現象の原因「意識」を整える専門家。
コーチングがきっかけでヒーリングが出来るように。究極の悟り「涅槃」、神意識に到達。
コーチング継続セッションは累計80名様以上、遠隔ヒーリングは毎日10〜60名様。
ビジョン:全生命の楽園の創造🌏
▷プロフィールをもっと詳しく
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