恋の不思議 | maroon

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いくつになっても、恋していたい。

そろそろ会いたい、って書いたことすら忘れるほど忙しくて、会ってもいない。

今夜、帰り道、地下鉄に乗ってる時間に電話があった。


コールバック。なんだかまだ会議しているみたいで、小声で、後から電話する、って言う彼。


温かい気分。単純な私。


このところずっと話もできていなかったから、声を聞くだけで、電話してくれるだけでうれしい。


実は私も、このまましばらくこの先1カ月ほどは、1秒も彼と会う時間が作れないほど忙しいんだ。


たぶん。1秒も。


だって、いくつかの仕事、若干遅延しているもの。


あんまり眠いので、先に、オヤスミ、とメッセージを残して、ずっと彼の体温が伝わってきそうなきもちで握りしめてた携帯をかばんにしまいこむ。


ごめんね、また次に。