アメリカを含む欧米には、挨拶のハグ文化があります。
これ、ハグ文化の無い日本人には、挨拶のキスと合わせ、いつ、誰とするのか、慣れるまでは見極めが難しいな〜と感じます。
そしてさらに、アメリカ南部にはサイドハグの文化があるのです。
私は、長らくシカゴに住んでいるので、今回久々にこのサイドハグに出くわすまで、存在を忘れていました(アメリカ北部の人は、あまりサイドハグしないと思います)
普段、ホストペアレンツの所に来ると、昔から知っている家族や友達に会う事が殆どですが、今回は姪っ子の彼氏、ケビン(仮名)に初めて会ったのです。
初対面の人は、男性も女性も、まずは握手が多い。という事で、そつなく握手。
ホストペアレンツから、ケビンは物静かで自分からグイグイ輪に入って来るタイプでは無いので、かなり頑張らないと、パーソナルに話を広げるのが難しいと聞いていて、私は知らない人とのスモールトークが得意ではないので、あまり喋る機会がないかもとこっそり思っていたんですが、ケビンが最初から
Hajimemashite
と、言ってくれた。
え〜!なんで日本語知ってるの?から、お父さんが昔、日本のゲーム会社で働いていたこと。だから、何となく昔から日本に馴染みがあること。13歳から少しずつ日本語を勉強していて、いつか日本に住んでみたい事など、色々話してくれました。
思いの外いろんな話が出来たので、帰りはハグだなと思っといたら、ケビンもまた明日ねと、片手を広げてくれた。
また明日〜と、ハグしてバイバイ。
しかし、後からふと考えると、あの片手はサイドハグの合図だったのでは?という気がしてきた。そうだ、ここは南部だった。私は、普通に正面のハグをしてしまったな。
そんな訳で翌日、またケビンにあった際は、うまい具合にサイドハグが出来ました。やっぱりこちらが正解だった