震災時に沁みた言葉

ドイツにいる夫の元同僚、ヨハン(仮名)。私、ヨハン大好きなのです。

以前、東日本大震災の日、夫はたまたま日本にいたお話を書きました

ちょうど地震の起きる数時間前に、夫の乗った飛行機は成田を出発していたので何事もありませんでしたが

夫が長期出張で日本にいたのを知る友人達から、安否を気遣うコメントが大量にFacebookに書き込まれていました

しかも飛行機にのっている12時間位、夫はコメントの確認も返信もできないので、きっと皆心配だろうな

と思い、私が代わりに地震前に飛行機が出発したから、〇〇は安全だよ。とポストしたのです。

すると、良かった安心した。状況を知らせてくれてありがとうと多くの人がコメントを残してくれました。

そんな中、一通の個人メッセージ。全然知らない人ですが、〇〇の様子を知らせてくれてありがとう。あなたや、あなたの家族は大丈夫？安全を祈っているよと書いてある。

これがヨハンだったのです。

この時私は、4本足の娘

を抱え、携帯回線がパンクしてなかなか皆と連絡が取れない中、1人で余震にビクビクしながらTVとインターネットから情報を集めていました。

気を張って変にハイな気分でしたが、勿論怖さもあって

そんな中、見ず知らずのヨハンが遠い国から送ってくれたメッセージが、物凄く胸に沁みて、涙が出る程ありがたかったのです

その後何年か経って、夫と付き合ってから初めてヨハンに会った時は、あ〜

あの時の人だ

と、とても嬉しかったなー