車のパニックボタン

アメリカの車の鍵には、パニックボタンと呼ばれる、赤いボタンが付いています。(アメリカにある日本車やドイツ車にも)

こちらに来て、初めて車を買った時、なんだろう？と思ってホストペアレンツに聞いてみたら、名前の如く、何か非常事態になった時(強盗とか)、周りの人のアテンションを引くために、大きな音がなるんだよ。だから、普段は触らないように気をつけてね。と言われました。

なるほど。

でも、アメリカ生活をしていると、結構アチコチでこの音を聞くのです。誤作動か、間違えて押しちゃっているのかな〜？といつも思っていました。

ところがある日、スーパーで買い物を終え、自分の車に乗り込もうとしたら、すぐ隣に駐車してある車からいきなりパニック音が

私はその音の大きさと派手さに、飛び上がる程ビックリしてしまいました

何で急に私、隣の車に近付き過ぎたのかとキョロキョロしていると、ちょっと離れた場所からマダムが、ゴメンなさいね〜と叫んでいる。

そして続けて、自分の車を探していたのよ〜と。

そうなんです。どうやらアメリカのドーンとだだっ広い駐車場で、自分がどこに車を停めたのか分からなくなってしまうので、皆パニックボタンで音を出して、車を探しているそうなんです。

え〜、そんなのアリ

私も、車を探す時に開閉ボタンで音を出す事はあります。(ピッとかピピッとか、その程度の音)でも、パニックボタンは使わないな。

アメリカの自由さに、ちょっとビックリした出来事でした

■パニックボタンの音に興味のある方は、こちらの動画をどうぞ音量に気をつけて下さいね