手ぶらで家から締め出されてしまったお話昨日からの続きです
チーンと開いたエレベーターから降りて来たのは、私達のお向かいに住む女性名前が思い出せなかったけど、挨拶位はした事ある
これを逃したら、もうチャンスは無いかもと、勇気を出して話しかけてみました。それにしても、私パニック過ぎて英語もメチャクチャ
事情を一生懸命説明したら、とりあえず家にいらっしゃい。落ち着いて、何ができるか考えましょうと言ってくれたのです
メアリー(仮名)のお宅で椅子に座りお水を入れてくれ、夫の携帯番号を覚えていないと話したら、会社名は分かるわよね?と、ホームページから代表ナンバーを調べてくれた。そっか、動揺し過ぎて全然思いつかなかった
メアリーが携帯を使わせてくれ、会社に電話をかけて夫の内線に繋いでもらったら、いきなりボイスメールに飛ばされるもう一度かけて事情を説明し、夫の携帯番号を聞いてそれにかけたら、使われていませんのメッセージ3回目に会社にかけたらランチに出てしまったのか、受付の人が電話に出ないこういう時に限ってスムーズにいかないものですよね。
他に電話をかけられる知り合いいる?と聞かれ、あホストペアレンツなら夫の電話番号を知っているから連絡してもらえると思いつき、ホストマザーの会社を調べて電話電話を取ったのは私も知っているランダ(仮名)。嬉しくてまた泣きそう無事にホストマザーに繋いでもらい、事情を説明。夫からメアリーの携帯番号に連絡を入れてもらえるように頼みました
グラスを持つ手がブルブル震える程パニックだった私。メアリーも気を使って優しく話しかけてくれたので、ここで少し緊張も解け、世間話が出来るくらいの気持ちの余裕がやっと出来ました
程なく夫から電話ゴメンね〜と事情を説明すると、家に帰ってきてくれる事になりました。会社から家までは1時間位のドライブずっとメアリーのお家にお邪魔するのも申し訳無いので、近くのスターバックスで待つと伝えると、お金を持っていない私の為に、メアリーがアプリを使ってコーヒーをオーダーしてくれたんです
スタバでようやく夫と落ち合い、2人でメアリーにお礼を伝えにコーヒー代を返そうとしたら、ご近所として当たり前の事をしただけだから気にしないで私もこまった時にはお願いするからお互い様よとコーヒーをご馳走になってしまった
もう、本当に感謝の言葉も見つからない何回かHiとすれ違った位の私を家に入れてくれ、優しい言葉を掛けてピンチを救ってくれて、メアリーが通り掛からなかったら私はどうなっていた事かこのご恩は一生忘れません。
誰かがピンチの時には率先してお手伝いしようと、心に誓いました。今度、お家ディナーにメアリーをお誘いしようと思います非常用の鍵についても夫と話し合いました。3週間のドイツ出張中とかじゃなくて本当に良かった。遠いのに、急いで帰ってくれた夫にも感謝です。
世の中には、優しさが溢れていました〜。ありがと〜