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せっかくこの前ホストペアレンツが来てくれたので、今日はまた留学中のエピソードを1つホストファーザーの男前伝説です
ホストファーザーは、まん丸でヒゲもじゃで、熊のようなサンタクロースのような人(ちなみに当時、ホストペアレンツは2人共45歳位。私の実両親と同じ年代でした)
中国の歴史でマスター(修士)のディグリーを持ち、本業は自営のペンキ屋さん。パートタイムで州立大学の歴史の先生をしていました
穏やかで、ウィットがあって、話す事がとても上手。いつ何を聞いても、優しく丁寧に説明してくれました。
ある時、ホストマザーの出張に便乗して、3人でサンフランシスコへ行きました観光地としても有名なPier39に、ホストマザーの大好きなジュエリーショップがあり、毎回サンフランシスコを訪れる度に、そのお店で1つずつ、ジュエリーを買い足していたそうです
ホストファーザーも、男性には珍しくショッピング大好きなんですが、この日はすでに他にも観光をして疲れていたからか、お店に着くとよっこいしょとソファに座り、そのままウトウトうたた寝
ホストマザーと私で、アレも素敵こっちも似合うよなんてひとしきり盛り上がり、それぞれピアスを1セットずつ買いました
そして、午後から会議の入っていたホストマザーは、あ、そろそろ行かなきゃ。じゃあ、この後も2人で楽しんでね〜と、颯爽と去って行きました。
さっきまでソファで寝ていたホストファーザー。そこでムクッと起きあがりまして、
さ、マナティ。さっきお母さんが気に入っていたけど買わなかったジュエリーはどれだか、教えてくれるかな
そう言って、お母さんに内緒で、そのジュエリー達をプレゼントとして購入したのです
お父さん、男前すぎる〜
そんな訳で17歳の私は、将来結婚するなら絶対こういう人にしようと、心に誓ったのでした