どこかスープ的なうた -213ページ目

本屋にて、天の邪鬼

目に入ってくる、
帯に書かれた格好良い言葉。

ひと通り背景が書かれたあとの、最初の一文。
おそらくクライマックスへ向かう、直前の一文。

目を引く色使い。
洒落た、凝ったデザイン。

問い掛けるタイトル。

これ面白いよ。
こっちが面白いよ。

衝撃の。

気になるでしょ?
みんな読むでしょ?

右の本、左の本。
どっちかが面白くて、どっちかが面白い。

中身は知らない。

右の本は、あの女優さんの感想が書かれた帯。
左の本は、覚えてない。

宣伝の渦に埋もれて、
傑作だったのかも知れないけど、届かなかった。

あふれる言葉の中で、
ありふれた言葉しか使えないけど、

この微かで、
小さなブログにも、伝えたいことがあるらしい。

ひとりのひとに、たったひとつ。

大切なひとへ。