ピアノ男のソナチネソナタ(第3楽章)~40半ば男がピアノ始めて2年で音大受けたけど落ちたので1年浪人することを決めた軌跡のプログ -18ページ目

ピアノ男のソナチネソナタ(第3楽章)~40半ば男がピアノ始めて2年で音大受けたけど落ちたので1年浪人することを決めた軌跡のプログ

このブログは自宅で法務事務所をやりながら要介護4一級障害者の義理の母マミーのリハビリと介護、そしてその娘で病弱な妻かっちんのお手伝いをしながら懸命に音大ピアノ科合格を目指している40半ば男のサクセスストーリーである。

4月某日、40過ぎのピアノ男たーちゃんは音楽短大ピアノ科に入学

することとなった。

 

今年の2月は音楽短大合格して夢心地で過ぎた月だったので、あの

まま時が止まってくれれば良かったんだけどそうもいかない。

 

刻々と入学までの時間が迫って来ているのだった。

 

えらいこっちゃ、えらいこっちゃ!

 

というわけで、入学することを考えると心中穏やかではいられない

ので、なるべく考えないようにしている僕たーちゃんだった。

 

なのに妻かっちんときたら

 

「はぁ~、入学までもうすぐやな~どうする~? たーちゃん、管楽器

の子らに伴奏とか頼まれたら~。」

 

こんな恐ろしい事を言ってゲラゲラ大笑いするかっちん。

 

「あ~、早く4月にならへんかな? 楽しみで楽しみで仕方ない~!!」

 

義母のマミーには、マミーがいらんこと言ったせいで僕が苦手な音楽

の大学行くことになった事を攻め立ててたくせに、持って生まれたドS

気質のかっちんは、これから先僕が音大で味わうであろう過酷な試練

を想像するだけで胸が高鳴り笑けてしまうようだった。

 

「短大ピアノ科合格者15名のうちの最下位。入学者100名のうちで

も最下位のピアノ男たーちゃん。しかも40半ば。 みんな何しに音大

入ってきたんやと思うやろな~。」

 

ギャハハハハギャハハハ♪

 

笑いが止まらないかっちんだった。

 

そしてこのモードに入ってる時のかっちんはとっても意地悪だ。義母

マミー相手にもこんな事言ってた。

 

「あの男はホンマ笑かしてくれるわ。よくあんなんでピアノ科行くよな?

ピアノどころか歌もヘッタクソやのにな。まぁこれから2年はあの男に

とって地獄やで地獄。」

 

「わざわざ地獄に行かなくてもいいのに、何であの人は自ら地獄に

行くんでしょうね?」

 

「さあな、痛めつけられるのが好きなMやからやろ? 私はSやから

嫌やで。今更苦労するなんて冗談やない。」

 

「何かたーちゃんにすまない事しましたね。ピアノなんかやらせて。」

 

「そうや。あんたが音大に行って下さい~なんて泣いて言うからやで?」

 

「わては全然覚えてないんやけどな。」

 

「それがまたたち悪いっちゅーねん! 適当なこと言うてたーちゃんその

気にさせて。だけどまぁ今となってみたらそれが良かったんかもな。」

 

「何がいいんですか?」

 

「ん? 意地悪親子が何も知らん婿に音大行けなんて無茶言うたから

音楽苦手で生きてたたーちゃんが音大受験なんかしてもうて、まさか

の合格なんかしたんやからな~。しかもピアノ科って、ホンマ笑かして

くれるわ。」

 

「どうしてピアノ科に入るのがそんなにおかしいんですか? 歌じゃある

まいし。」

 

「ピアノ科なんて来るやつらはな、みんなちっこい時からピアノやっとん

ねん。そん中にピアノ始めて3年のおっさんが混じるってどうなのよ? 

ホンマ笑かしてくれるわ。あの男には何でもええから無茶言うてみる

もんやな。」

 

「ではわても役にたったっていうことですね?」

 

「まあな、音大言い出したのはあんたやから今回のことではなかなか

貢献してるな。それやのにブログ見てる人らはみんなたーちゃんだけ

が凄いと思ってるんやで、きっと。」

 

「あの人はいつだって人の手柄を自分の手柄みたいにするんですよ、

はい。」

 

 

以前僕が介護ブログやってた時の記事の内容は、いつも今回の記事

のようにマミーとかっちんの会話が中心だった。

 

僕がマミーとかっちんの会話を盗み聞きしたものを、そのままブログ

に書いてたと言っても過言ではない。

 

それで人気者になってしまった僕に、マミーはこのような言葉を発した。

 

 

「あの人はいつだって人の手柄を自分の手柄みたいにするんですよ、

はい。」

 

 

ちくしょうちくしょうっ! 

 

 

僕だって一生懸命盗み聞きして書いてたのに~!

 

 

音大入学まで後20日・・・心静かに、スケール、カデンツ、アルペジオ

の練習やりたいのに、なかなか心静かではいられない僕だった。

 

 

僕たーちゃん

 

 

 

「だけど宇野昌磨そっくりの僕はやるぞっ! だってこれが僕の生き方だ

からさ~。」※先日の試合で怪我をしてても出場するのが僕の生き方

だと言ってた宇野昌磨さんの言葉をそのままパクリました。

 

 

人の手柄を自分の手柄にする男たーちゃん。音大行ってもこの才能

を発揮して何とか無事卒業出来たらいいんですけどね~笑

 

 

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