眠らない空港、羽田では、
深夜の離発着便も珍しくない。
この日は、深夜0時出発のシンガポール航空便にあわせて、
病院を夕方出発、空港に向かった。
既に現地の医療チームは病院に到着しており、
チームごと移動となった。
天候も崩れることなく、
羽田に到着、いつものように滑走路待機、
折り返しの出発であったが、
飛行機の日本到着が遅延したため、
いつも以上に長い待機。
日が変わるギリギリに搭乗、
夜を徹して海を越える海外のチームに、
「Good Luck」と伝え、空港を後にした。
守谷SAで温かい蕎麦をすすり、
暖をとれば北へと向かう。
私たちが会社に戻るのは朝、
患者さんを乗せた飛行機が故郷に到着する頃である。