中国大連で海外搬送の仕事を終え「御苦労様でした」の御挨拶直後、
中国のスタッフに真っ先に聞かれるのが、
「何食べたい」である。
これはリーベンの中国支店の職員に限らず、
中国での一般的な御挨拶、
何処に行っても、遅かれ早かれ、
必ず会話の中に出る言葉である。
突然言われ「ん~」と首を傾げていれば、
何もないなら「今回は北京ダック」だと、
ホテルのチェックインもそこそこに、
北京ダックの銘店にご案内行。
そこは本場、横浜中華街もビックリのおもてなしで、
料理人が目の前で切り分ける。
「どうだ旨いだろう」と言われても、
なんだか判らないうちにバクバク食べてしまう。
食べていて感じた事は、
香ばしさが口中に広がる事と、
淡白な味わいなため、いくらでも食せて、
注文をすればいくらでも出て来る事、
銘店でのほぼ食べ放題、
これも中国流の「オスピタリティ」である。
往復のANA機内食は、
行きがハンバーグに、
往路は鶏肉を上げた玉子そぼろの感じ、
「なるほどこれね」と感じる、
中国線ではど定番の内容であった。