卯月、陽春の奥州藤原路を行く   | 民間救急移送の軌跡 ~海外患者医療搬送、全国患者移送の足跡~

民間救急移送の軌跡 ~海外患者医療搬送、全国患者移送の足跡~

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国道284号は、宮城県気仙沼から岩手県一関に抜ける道路である。

 

 

現在は北東北からの南下でも、

関東方面からの北上であっても、

三陸道や東北道が整備されているため、

あまり利用されないが、

かつては内陸から太平洋側へ移動する、

交通の要であった。

 

 

この付近からやや北へ向かえば、

奥州藤原氏の本拠地「平泉」、

あまりにも有名で歴史深い所である。

 

 

宮城県、三陸側から方向的には斜めに北上し、

山間部を抜けて東北道、奥州の病院へと向かった。

かすかに残る田畑の残雪を眺めながら、

2時間半の移動、内陸に入れば、

冠雪の奥羽山脈が迎えてくれる。

 

 

田植えを待つ、冬の水田、畔にはふきのとうが芽吹いている。

いよいよ「卯月」

みちのくにも春がやってきた。

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