あと数日で五月も終わり水無月へ、
海外患者搬送、国際患者帰国支援を行う私達にとって、
現在はとてもデリケートな時期である。
意に反して患者さんが病床に臥しているのは、
親日国だけとは限らない。
何度もこのブログで紹介してきたがアウェイの環境も多く、
一歩間違えれば、
現場に降り立つ私達の立ち振る舞いや言動ひとつで
患者さんやご家族が帰国が出来なくなる事も考えられる。
それだけに慎重な対応が求められるし、
関係各所と連携を緊密にして、
万が一に備えてゆく。
毎年、中国で行われる天皇誕生日祝賀レセプションは、
祝賀の意味合いだけではなく、
日本を中国にプレゼンする機会であり、
中日両国の信頼を深める場でもある。
リーベンも人道的見地から世界に赴き、
中立中道の立場で業務を遂行していることを
説いてゆく。
ブログでは日本国内のチームを紹介する事が多いが、
実際には海外患者搬送の相当数に、中国支店が携わっており、
海を越えた異国の地から、
多くの邦人救援の「黒子」として活躍貢献しているが、
彼らこそ立役者と呼ぶにふさわしい国際救援部隊である。