アンカレッジから羽田国際空港までは、
5000キロちょっと、
今回飛んできたGulfstreamG100の航続距離は6000キロであるから、
風の調子ではアンカレッジから羽田はギリギリ、
フライト直前に千歳で給油の指示、
これにより2時間は羽田到着が遅延する。
いつもの事ではあるが、
突然決まった緊急海外医療搬送、
滑り込みで書類を提出、
早朝、雨の中を羽田空港へとひた走る。
給油を終え、千歳を上がったのは10時19分、
1時間半で羽田に降りて来る。
いつも通り、羽田海保基地を横目にスタンバイ、
C-GBSW の機体が降りて来た。
患者さんを米国チームから引き継ぎ病院へ、
ここからの陸路移動がまた長いが、
昨今のコロナ禍を考えれば羽田経由は致し方ない。
医療用ジェットでの帰郷旅が無事に終了したのは、
午後遅くであった。