哲学者 キルケゴールは、
“人間が自由であることこそが、「不安」を引き起こす”
と言っているそうです。
わたしは昔から、
自由について語ったり、定義しようとする文などを読むと体から拒絶反応が出ました。
自由について語ることは、ナンセンスだと…拒絶反応が勝手に出るほど、思っていたんです…苦笑
でもね、アラフィフの今、
大切なことだと感じています。
この頃、2021年のドラマ「ここは今から倫理です」という、倫理の先生と倫理を選択する高校三年生のお話に、ハマっています。
(わたしは、だいたい、ずいぶん遅れてハマるのが多くて
ドラマや、聴いた曲に胸がとてもときめいた時も…その存在を知った時が、世の旬をかなり過ぎてからという…“え?!今ですか?な旬遅れな人です…
)
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![汗](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/028.gif)
ドラマを繰り返し見て
制作のスタッフブログも読んでいます。
ドラマでは、
生徒に“自由”について問いかけるシーンがあります。
このドラマの生徒役は、十代の人たちが演じてるのも多いためか、見ててもとてもリアルさが感じらるんです。
自分の遠き十代のすっかり忘れている傷みを
リアルに思い出させてくれます。
あまりありがたくない感覚なのですが![あせる](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/029.gif)
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湧いた以上、見過ごさない律儀さがあったりして…
苦笑
![泣き笑い](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/592.png)
番組のスタッフブログの中で、
十代の役者さんが、役に対してどのように演じているのか、真摯な言葉を聞けます。
ブログを読んだ後、ドラマを見ると、主観的な自分の狭い感覚に閉じ込めず、2度…3度見ていると、自分の思い込みを入らず、ドラマを見ることが出来て、とてもありがたく、今の若い役者さんの真摯な仕事に感動しきり…![黄色い花](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/057.gif)
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それで、
『自由』です。
自由…
自ら危ういと感じる怖さも経験しながらも、『自分で選択出来ること』に尽きると、わたしは思っていました。
それは、
わたしにとって、絶対に奪われたくないものだと今も強く思っています。
だから、
今回のコロナでの世の中の動きには、とても慄きました。
これは…
ウィイルの話だけれど、
違うものであれば、戦争にもつながるものだと感じてました。
集団のチカラ、メディアのチカラ…
新しい時代になっても、
根っこは、集団心理で統制させるんだ…と感じて、正直、とても怖かったです。
我が家は、いっとき、コロナで、
真剣に夫婦の危機がありました
苦笑
![あせる](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/029.gif)
お互いの“当たり前”の意識があまりにも違いすぎる事がが浮かび上がったのです。
それは、互いの信念から来るものなので、
互いに頑なで、時に強いコントロールを発動しようとするのですが、
互いの強い信念の前には、反発が強くなるだけで、
かえって関係が悪化するのがすぐに理解出来ました。
強いもどかしさを感じながら、
“どう自分を導けば?”という日をしばらく送りました。
互いの選択の自由と
親の間にある子供について…
世の中のこと。
未知のウィルスのこと。
子供をどのように守るかということ。
わたしが“自由”についてすごく考えたのが、このコロナに対する子共を守る考え方の夫婦の相違でした。
自分だけなら
なんとでもなるけれど、
わたしたちの中にある子供のことについて、
夫婦が持つ、普段は声に出てこないような、だけど、奥にある子に対する強い愛情と考えが…方向が全然違っていたんです。
コロナで、そんな想いをされたご夫婦はたくさん居られたのではないかと思います。
そして、
今、見ている
“ここは今から倫理です”
この“スタッフブログ”に、
“キルケゴールは、人間が自由であることこそが、「不安」を引き起こすのだと言います。
不安は、自由のめまい、可能性のめまい、と表現されています”
と書かれていました。
日本からみて、自由が規制されてると感じる国では、わたしのような意見が通らないことを、コロナが恐怖となっていた当時、強く痛感した一つでした。
同時に、選択は自由でありながら、わたしの心は、たくさん揺さぶられ
『不安』にかられ、自分の気持ちを真っ直ぐに通すのが“怖い”と感じていたことを思い出します。
そのブログの記事の内容に、
“私たちは「自由」ですが、自由だということは、すべての可能性にひらかれているということです。
目の前には、ただ「無」が広がっています。
その「無」に向かって立ち尽くすときの、くらくらとめまいのするような気持ち、それが「不安」なのですね。”
と書かれていました。
答えのない、道筋のないものに対して向かわなければならない時って、まさに『不安』が伴うことを、痛いほど…痛感します。
答えのない、
勇気のいる選択をしなければならない時に思うのは、
いつも“それについて考える”ことだなぁって
思うんです。
“自分だったらどうする?”と考えること。
考えすぎると、動けなくなって、ひどく自分が重くなってることに気づいて、大変なんですが
ブルース・リーの『考えるな、感じろ』という言葉が好きなのですが、
「考える」と「感じる」を同時に使いながら、
「考える」ことを楽しんでいきたいって、この頃すごく思うんです。
そして、
感じてることを言葉にしていくことは、
とても大切だと思っています。
一つの事柄に、人の数だけ、信念…想いがあります。
それを相手に理解してもらえなくても、伝えなければならない時があります。
その時、理解されなくても、その時に作った『点』は、いつかどこかで『線』となって繋がる可能性を強く秘めているからです。
まさに、“先の見えない無限の可能性”ですよね。
だから、
相手があって、その無限の可能性を繋ぐ『点』を作るのに、言葉を尽くすことは、とても大事なことも…痛いほど痛感しています
w
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長くなりましたが、
このドラマで、
カントの「人間は気ままに生きると争う悪になる」という言葉があります。
考えず、流れるままに流されていたら、自分がどうしたいのか分からなくなった生徒が主役のストーリーに使われた言葉です。
言葉で頭をいっぱいにするほど考えることは、
そこから出る時、なかなか大変で、おすすめしませんがw
わたしは、死ぬまで、自分に問い続けたいと思うんです。
自分の自由を生きるために
そして、
誰かの、
少しでもいいから
誰もが、孤独に苛まれないために
孤独といつもともにしないために
背中をさすったてあげたり、背中を押してあげることの出来る言葉を持てるようになりたいと考えるこの頃です。
それは、
温かい言葉によって、涙がたくさん出た体験をわたしがしたからです。
わたしは、一人で何でも完結しようと生きて来ました。
一人きりでこの世界を去っても良いという覚悟など、身につけておこうと若い頃から思い、強く生きていこう、と思って生きて来たのです…
でも、
優しさを与えられ、気持ちが弛む体験を重ねて、
自分が、自分だけで完結できるような人間の素質がとても薄いことを自覚して…
(本能で理解してるからこそ、そこを頑張らなくちゃとおもってたようにも思います)
一人で完結しなくても大丈夫
孤独とともに老いなくても
孤独とともにこの世界を終えなくても
大丈夫
と伝えていきたいた思い
改めて…
伝えていこうと思っているYokoです![黄色い花](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/057.gif)
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![コーヒー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/258.png)
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3/14(火) 11時より
※場所 仙台市内(最寄り地下鉄 国際センター)/ご参加の方に詳細をお伝えしています
2月に引き続き、リクエストをいただきましたネイティブアメリカンの“癒しの言葉”を朗読します
参加ご希望の方は、下記LINEもしくは、メッセージなど下さい
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love & free yoko