マックさんの火葬までは
数日ありました。
息はしていないけど
身体がのこっているマックさん。
ひとというのは、
家族だけじゃなく、たくさんの人と関わっているけれど
犬のマックさんは、
家族との濃密な関係の中で過ごしてきて…
身を外れても
どこかへの ご挨拶などなく
(ほんとはあったかしら?)
マックの魂は、
ずっと我が家にいるのだと
感じていました
しきたりとか、
常識とか、
宗教とか…
犬には、そんなのないでしょ?
飼い主が信じてるものがあれば
それが基準となるのでしょうけれど
わたしは、しきたりなどから離れているマックさんの葬儀が、本当に…
心底ありがたかったです。
ものすごくしたかったのに…
自分の親にはできなかったこと…
マックさんでは、
心置きなくできました
マックさんの火葬のとき、
スタッフの方がもう本当に、
わたしたち家族の気が済むまでマックとの体の時間を過ごさせてくれました。
人が納得するかたちではありますが、
家族だけで心置きなく
マックさんの身体とお別れ出来たことは本当に幸せでした
人における儀式って、
人が共通に納得できるための
人だからこその
人に適合した儀式なんでしょうね
形に沿っていくことで、
なんというか…
安心とかする生き物なんだと
マックさんの心のこもった火葬をしていただいて、そう感じました。
自由にマックのお見送りする儀式が本当にありがたく、嬉しかったです。
息子は、
私の母の葬儀の時に(彼はまだ小さいときでしたが)、なにやら急にしゃべりだし、激しく泣いてたんです。
マックさんが逝くときも激しい感情が湧いて、わたしには聞き取れない速さでたくさんしゃべっていました。
マックさんの見送りのとき、
彼はその時よりも落ち着いていましたが
やっぱり何やらたくさんマックさんに話しかけているんです。
「マック、またもう一度、みんなで家族しようね。約束だよ」って言ってたのが聞こえました。
彼は輪廻とか、そういうのはまだよく分からないし、知らないと思うんですが、
わたしは、少しびっくりしたのと同時に
「また我が家は犬を飼うのね」と。
もしくは、息子が家族を持つときに飼うのかもしれません
マックさんがお骨となってきたときに
スタッフの方が、息子の言葉をくみしてくれたのか、骨と生まれ変わりについて伝えられてることを丁寧に教えてくれました。
呆然と、悲しさと…
どうしたらよいか分からないこととか…
そんなのがいっぺんにやってきて
そんな時、
色んな方々から、丁寧に優しく寄り添ってもらえることや、教えてもらえること…それらが本当にありがたかったです。
いまは、不思議なのですが、
悲しみの側に行かないような癒しを受けているのを感じます。
でも、口に出してマックさんのことを話そうとすると、涙がわらわら出てくるんです。
これが、止められない
前のブログにも書きましたが、
実態と、五感以外の感覚のものと…
一つの身でありながら、
頭ではではよく分からないことが
わたしの中で色々起こっているのでしょうね
いつまた出会うかわかりませんが
またワンちゃん飼うのだろうなぁ
love & free yoko