町の資料館になっているこの建物
私が地元を出る時くらいまでは
普通に人が暮らしてたの。
今では北海道で有名な地酒屋の一つの社長さんで、
わたしが中学生のとき、アメリカ留学の帰国後、リーズナブルなお月謝で英語を教えてくれた優しくて、ユーモアたっぷりのお姉さんでした。
ここに通ってた時は、
自分が住んでる家とはまるで違う、歴史感たっぷりのこのお屋敷によっていつもタイムスリップした感覚だった
この時だけは、
わたしはどこかの“お嬢さん”になった気分になれて、通うのが本当に楽しみだった
love & free せち