あの日から、二晩明けました。
あと一歩、あと数点の差で涙を飲み続けて来たシーズンが、その集大成のような試合で幕を閉じました。
前投稿の言葉にもあるように、今シーズンの結果を受けて気持ちが冷めたとか今後どうするとかそういう気持ちは一切ないです。多くのブースターが掲げているように、「最短でB1に返り咲く」「選手のみんな今シーズンもありがとう」という気持ちです。
前投稿で十分じゃないかと思いつつつらつら書いていたら本当に長い上に発散気味の文章になりました。お読みいただく際はご注意くださいませ。
ハピネッツを応援し始めて3度目のシーズン、苦しい苦しいシーズンだった分、いろんなことを考えました。その機会がありました。
それは皆さん一緒だったんじゃないでしょうか。
統一リーグの一部チームとして、注目される機会も今まで以上に増えて、ブースターとしての言動のあり方から選手やジャッジに対するあれやこれや、けしてプラスのことだけではありませんでした。
前の投稿でも、「チームとしての過渡期」と表現をしました。正に、チームの勝てない苦しみと共にいろんな面で変わる必要があると、関わる人は認識をしたシーズンだったのではないでしょうか。
個人的には、いろんな人がいるんだなということを、今まで以上に思い、また「SNSを真に受けない」ことをどこかで心に留め続けていたシーズンでした。秋田の人は、人情に厚くて優しくて、気持ちの揺らぎもそのまま言葉に出る方が多いなという印象があります。良くも悪くも、そのひとつで判断をしないこと。今季、何度も思ったことです。
また、今まで以上に同じチームとの対戦も多かったからか、各チーム選手に詳しくなって、「くっそー!うまい!かっこいい!好き!」ってなるタイミングも多かったです。日本一流プレーヤーたちはやっぱり違った…ハートの強さ、アツさ、そういうものがしっかり伝わるプレーヤーのなんと多いこと。それによって見せてもらったドラマも数知れません。川村卓也はとんでもないタフネスな選手だった…
他チームのブースターさんと関わることも増えて、秋田ってチームはつくづく不思議だなと思うのが、「どこ行ってもファンを作ってくる」「どこ行っても歓迎される」こと。これは、選手たちの魅力はもちろんのこと、どこへ行っても相手に敬意を払い、丁寧に接し、知らない人にでもお菓子を配って歩く、そんな秋田の人らしさ、あったかさとブーストのアツさを受け入れていただいている証拠なのかなと、思います。
そんなチームが、B2に降格。
もっとお通夜ムードになるかと思ってました。正直。
でも、みんな前を向くのが早かった。それに、「戻ってこい」「また同じステージで」「秋田はB1に戻ってこなきゃ」という他チームのブースター、サポーター、ファンの皆さんの言葉がどれだけ響いたことか。
前を向かなきゃいけないよ、明日からでもB2優勝に向けて姿勢を示していってくださいよ…ということは私なんかが言わなくても球団側は理解されていると思います。それでも方向性を早く示してほしいという気持ちは変わらないけれど。
知事が、「秋田の人は少しダメだとあっちを向くようなところがある」とコメントされておりましたが、秋田にいた頃、まさに私が嫌いだったところはそういうところで。本当にビジネスをしにくいタチの秋田で、どうせ失敗するって言葉もある中で球団を立ち上げ、運営されている皆さんのことは尊敬していますし本当に難しいことだらけだろうと思います。
だからこそ、今この状況に負けてくれるなよ、というのが私の本音です。今ここで負けたら、折れたら、県民にそっぽむかれたら、所詮若造の絵空事だったのだと言われてしまう。そんな悲しいことには、なってほしくない。
初めてハピネッツを観戦したときに感じた「熱」が、地方創生の糸口になると私は思っています。こういう導火線は、大きい企業や行政にはなかなか生み出せないもの。本当の意味で、地元に入り込める企業だけができることです。それを、絶やしてはいけない。
なんだか雑感が過ぎますね。思ったことの多いシーズン、私の気持ちも整理に時間がかかるんだろうなと、この二日間なんだかんだでバスケのことばかり考えていることに苦笑しながら思います。
秋田の番組を見ていないので、断片的にシゲのインタビューを見ただけですが、選手の気持ちを思うと今でも涙が出ます。
試合終了の瞬間倒れ込んだセイヤ、座り込んで動けなくなったシゲ、コート一周ではばからずボロボロ涙をこぼしていたタク。
若いチームでした、その分揺らいで、きっととても悩んで、足掻いて、憤った日も気持ちが繋がらなかった日もあったでしょう。少なくとも、こんな幕切れのために歯を食いしばって走り続けてきたわけじゃない。一生懸命これまでやってきてくれた若い選手たちにあんな表情をさせてしまっていることが悲しくて辛くて遣る瀬無かった。
それでも、前を向かなくちゃいけないというのがプロの残酷なところで。短いオフシーズン、傷を癒して、また走り出すところまで見守りたいと思います。
彼らのこれからのキャリアに、このシーズンの経験が、この悔しさ遣る瀬無さが、財産となっていくことを願うばかりです。
シゲを始め、今季は、セイヤ、ハマー、ダイチ、タクと、若いメンバーが背負って戦ってくれたシーズンでした。Bリーグ初年度、上位企業チームとの厚い壁を感じさせない戦いぶりを見せてくれた今季のハピネッツ戦士たちには感謝しかありません。
「短いバスケット人生、後悔のないように」と何度も呟いて来ました。負けてしまったという結果が全てかもしれないですが、横浜との三戦に、彼らのバスケットが詰まっていたのではないかと個人的には思います。
立派だったよ。よく戦ったよ。
最後の最後、ブザービーターで終えた試合。会場で立ち上がって応援していた私は、そのまま立ち尽くして、隣で応援する仲間が、子供たちが泣いているのも構わず、追いつかない頭で呆然とコートを見つめていました。
終わったことが、信じられなかった。
頭がやっと、負けたことを理解したのは、コート一周に入るその時、立ち上がれなくなってしまったシゲを、今までどんなことがあってもどんな試合の後も顔をぐっと上げてきた今季のキャプテンが、折れた瞬間を見た時でした。
B2降格ということは、覚悟はしていました。それでも応援していこうという気持ちもありました。
だから、あの後込み上げた涙は、どちらかというと降格の絶望ではなくて、これまで懸命にやってきた、いろんなことを堪えて走ってきたであろう彼らに齎された結果の残酷さに対するものだったのだと思います。
勝負の世界、「がんばったから」が結果に繋がるわけではない。本当の意味でのスポーツの残酷さを知った瞬間でした。
だからこそ、重要なのはきっとここからで、あの涙と絶望が、ハピネッツとハピブーを強くしてくれるのだと信じています。名だたるスポーツチームはどこも山と谷を乗り越えてきている。
この最大とも言える過渡期のうねりを乗り越えたハピネッツは、きっと強いチームになるでしょう。
あの日を、これからのハピネッツのドラマの始まりの日にしよう。
見守るよ。応援するよ。今までのようにホームには行けないけど。
なんだか思いの丈だけ発散した文章になってしまいましたが!来季も今まで通り全身ピンクの喧しい夫婦が会場でやんややんやしていることでしょう!
今季、Twitterや会場で仲良くしてくださった皆々様、本当にありがとうございました。どこへ行ってもたくさんお声がけいただき、お菓子をもらい、最後の方はたくさんたくさん、祝福の言葉もいただいて。
昨シーズン終わりと、今シーズン終わりの二回、同じ方から、「ハピネッツが好きなんだから、ちゃんと幸せにならなきゃいけないよ」と言われました。なんだか、今やハピネッツと共にある私たちを象徴するような言葉だなあと胸に留めています。
幸せ者だね、と主人と2人しみじみと話しておったところで、この恩返しはブーストでしていくしかないかな!と思っているところです。
来季も、明るく楽しく大声で!ともにブーストしていけたら嬉しいです!
2016-17シーズン、大変お疲れさまでした!
関わってくださった全ての人へ、Bリーグを愛する全ての人へ、ありがとう!



















