昨日映画見てきました。
さよなら。いつかわかること

イラクに赴任していた女性兵士が戦死し、
それを二人の娘たちにどう話していいか、悩む夫。

その夫をジョン・キューザックが演じています。
作品の中では特に戦地の様子が描かれるわけでもなく、
声高に反戦を訴えているわけでもない。

ただ、その静かす進む作品の中で、夫が妻が亡くなったことに
苦しみ、悲しんでいる。
でも娘たちの前で嘆き悲しむ訳にもいかない。
自分で妻の死をきちんと消化しきれていないのに
娘たちにどう話していいか、どう向き合えばいいのか
悩む姿から、この戦争の悲劇が表現されていました。

わざと涙を誘うようなあざとさはもちろんないけれど
何度も涙が出てきて、止められませんでした。

世界のあちこちで起きている戦争。
ニュースで伝え聞くだけで、頭ではわかっていても
どこか自分には関係のない、映画や小説の世界での
出来事と変わらないような感覚。

けれど身近な人、私の場合は彼が戦地に行くことになって
それから今までより、戦争、戦死というものが
急に現実のものになってしまいました。

だから余計にこの作品に惹かれたんだと思います。
自分は普通の生活を送っているから、
それでも100%実感できているわけではありません。

ただ、待っている人の気持ちは理解できるようになりました。
もちろん無事を信じているけれど,....

ついつい自分のことになってしまいましたけど、
この映画素敵です。
メジャー映画のような派手さはないけれど
映画のように静かに、見る人に色んなことを訴えてくる作品でした。