『I ~人に生まれて~』をシネマート新宿にて鑑賞。
作品紹介というか感想を台湾映画同好会のFBとX(旧ツイッター)にアップしたので、記録としてこちらでも。
以下、Xへの投稿。
シネマート新宿にて9/22公開の台湾映画『 I ~人に生まれて~』(原題:生而為人)を鑑賞。
— 台湾映画同好会 (@tw_cinema_club) September 23, 2023
ある症状がでたことをきっかけに検査を受けたところ、DSDs(体の性の様々な発達状態)であることがわかった少年が、本人の意思確認なく手術を受けさせられたことでその後の生き方について葛藤する姿を描く。➡ pic.twitter.com/vAmwzIiWD5
#I~人に生まれて~
— 台湾映画同好会 (@tw_cinema_club) September 23, 2023
前半の本人の意思確認のないままに手術が行われる展開に、現代社会で…とショックを受けずにはいられないが、現実問題として当事者が声を上げ続け、ようやくそれが人権問題として国連が「本人の同意なしに行われる性器手術は人権侵害である」と発表したのが2015年のことだそう。➡ pic.twitter.com/b6xhJBbRyq
#I~人に生まれて~
— 台湾映画同好会 (@tw_cinema_club) September 23, 2023
劇中TVに映るニュースから2008年頃を描いたであろう本作は、DSDsに対する偏見や医療問題などを中心に、性別二元論、いじめなどの様々なテーマが絡む。ステレオタイプな描き方や全編に散りばめられたわかりやすい記号は、問題を可視化しやすくするための仕掛けなのだろうか。➡ pic.twitter.com/KSrJE7J09M
#I~人に生まれて~
— 台湾映画同好会 (@tw_cinema_club) September 23, 2023
作品全体を包み込む独特なタッチと、映画初主演のリー・リンウェイの演技がとにかく印象的な意欲作。メガホンを執ったのはアメリカで映画製作を学び、本作が長編初監督となるリリー・ニー。現在、シネマート新宿、シネマート心斎橋で公開中。 pic.twitter.com/cftL7WqMz8
#I~人に生まれて~
— 台湾映画同好会 (@tw_cinema_club) September 23, 2023
作品に描かれていることやDSDを取り巻く問題を理解するのに、「ネクスDSDジャパン 日本性分化疾患患者家族会連絡会」のサイトやリンクの記事がとても参考になりました。作品ご鑑賞とあわせて、ぜひ。https://t.co/xDTuwdtAvQ