仕事始めの正月ボケさましに、午後に目を通したのが、
アジア自由旅行 (sabra BOOKS)
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・・・作家の島田雅彦と経済評論家の佐藤晴彦によるアジア旅行エッセイ集。
棚に並んでいる背表紙を見ながら、そういやしばらく読んでないやと、「台湾」の章を読む。
2001年の出版なので、ちょうど99年の地震の後に取材し、書かれた本。
霧社事件についても書かれてる・・・ははは、何だか南部の描き方、『大仏+』に通じるものが・・・なんて思いながら読んでいたのですが(全体に漂うのが、チョン・モンホン監督な"台湾"なのですよ、何となく)、その中でも島田雅彦が台南のサバヒ推しなのを読んで、2014年に台南に行く直前に読んだ本で、初めてサバヒの存在を知った思い込んでいたけど、私、もっとずっと前にサバヒのこと知ってたじゃん、って思ったのですが・・・
あれ?これ、何か前にも同じこと思ったような。ナニこの既視感!?
と思い、自分のブログを検索したところ・・・
↓↓↓
記憶はアテにならない (2015年3月30日)
よりによって、記憶はアテにならないだなんて(笑)
ブログの最後、
「たまーに思い出したように以前好きだった「はず」のものを振り返ると、とりわけ本を読み返してみると、結構色んなことを忘れているわけで・・・ということは、今現在私が好きなものを、10年後の私は覚えていてくれるのかしら!?」
って締めくくってるんだけど、ゴメン!自分。4年前のことすらすっからかんに忘れていたわ(笑)
『アジア自由旅行』、今読み返してもやっぱり面白い(今日は台湾しか読み返してないけど)。
桃園空港は中正国際空港だし、高鐡は開通してないしと、情報に時の流れを感じずにはいられないけど、おススメです。