オーストラリア出入国審査 | 飛行機に乗って

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飛行機が好きです。
機種とかよりも航空会社やエアライングッズ、空港が好きです。
旅先で乗った飛行機や、使った航空会社、集めているエアライングッズについて、報告します。
行先は東欧・北欧と偏りがあるので、あしからず。
利用する航空会社は主にスカイチームです。

オーストラリアの入国審査は、
今までで一番の困難に直面した入国審査だったかもしれない。

アデレードでの業務内容を「仕事」と答えると、入国できない、
とアデレードの受け入れ先に言われていたので、
観光を目的とし、主な滞在都市をメルボルンにしていた。
しかしそこでの滞在先となるホストファミリーの住所を私書箱でしか知らなかったことに気づき、
機内でそのまま入国カードに記入してしまった。

大丈夫かな、と思っていたがそれがやはり問題視され、
「このP.O. Boxってどういう意味か分かります?」と
若い女性の審査官に聞かれ、「私書箱ですか?」と半ばしらばっくれる。
「本当の住所は分かりませんか?」
「通りの名前と番号までは覚えてません」
審査官は困った顔をしつつもあきらめたのか、
質問を変えて、オーストラリアの渡航歴を聞く。
「2000年です」
「ちょうど15年前ね。あなた15歳だったのね。」
「滞在先の人の名前は?」
「○○と○○です」とフルネームで答える。
「職業に准教授って書いてあるけど、何教えてるの?」
「○○です」
「へえ、面白い」
と次第に和やかな雰囲気になり、無事入国。
15年ぶりにオーストラリアの入国スタンプが押された。

出国では残念ながらスタンプが押されなかった。