全体としては好印象であった。
ミール時のドリンクサービスは、
ミール配膳とは別だが、時間差はほとんどなく、
ミール配膳と温かい飲み物の提供に時間差がありすぎて、
のどが詰まり気味のアエロフロートよりずっと良い。
特に成田・広州間では、ミール終了後も
トレイによるドリンクの配布があり、頑張っている気がした。
おつまみもしっかりあり、
アエロフロートと同等か、やや上回るかもしれない。
メルボルン・広州間では、前の席にインド人の乗客が座っており、
ベジタリアンのミールを事前注文していたようだが、
内容が気に入らなかったらしく、
すかさず別メニューのベジタリアンミールを持ってきて対応していた。
中国人との接点は少ない日本人としての意見を言うと、
文化差を考慮に入れないと、日本人から見て
不愛想、不親切に見える場面が多々あった。
例えば、乗客へのものの渡し方のぶっきらぼうさ、
また乗客の行ったことを聞き返すときの「あ?」という表情など。
愛想の良しあしにはもちろん個人差があり、
非常に交換の持てるCAもいた。
機内販売もあったが、後ろの日本人夫婦が欲しかった
ものが機内に案の定?用意されてなかったようで、
ロシアにありがちな商品管理の不徹底さも垣間見れた。
日本線では日本人CAも乗っているようだったが、
往路・復路ともにエコノミーの担当ではなかったようだ。
日本語の機内アナウンスは往路では抑揚がなく微妙であったが、
復路では抑揚がきき、心がこもった聞き取りやすいアナウンスであった。