KLMビジネスクラスへのアップグレード | 飛行機に乗って

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機種とかよりも航空会社やエアライングッズ、空港が好きです。
旅先で乗った飛行機や、使った航空会社、集めているエアライングッズについて、報告します。
行先は東欧・北欧と偏りがあるので、あしからず。
利用する航空会社は主にスカイチームです。

4月2日のKLM861のアムステルダム・東京間で、
ビジネスクラスへのアップグレードがなされた。



最初のフライトがairBaltic運行であったせいか、
オンラインチェックインができなかったため、
ラトビアのリーガ空港で東京までチェックインをした。
この時点でKLM861ではエコノミーの席であった。
これまでオンラインで座席状況を見ていた限り、
結構な空席があったため、アップグレードの期待はしていなかった。
また、東京線の機体は機体後方が貨物室となっている、
B747-400 Mixed Configurationであることが、
今回はB747-400でフルに乗客を乗せていたため、
エコノミーが満席になる可能性は低いと考えていた。



しかしアムステルダムの空港のゲートで搭乗しようとした際、
バーコードの音が鳴り、ゲートカウンターへと呼ばれる。
自分以外にも同じように待っている人が数名いた。

日本人の係員の人が忙しそうにモニターやチケット、
乗客のパスポートをチェックしていたのだが、
係員の手元にある他の人のチケットを見ると、
74などといった二階ビジネスの座席番号があったため、
この時点でもしやアップグレードなのでは、
とほのかな期待感を抱き始める。

自分の名前が呼ばれると、
意識的に感情を抑えた感じで、
「お客様の座席を変更させていただきました」
と言われる。

チケットを見ると、座席番号が4E、
World Business、SKY PRIORITYとあり、
ビジネスクラスにアップグレードされたことを確認する。

かなり突然のことであったが、
心地よい気持ちでボーディングブリッジを歩いていった。
以下は、アップグレード後の機体写真。



ヨーロッパ発のビジネスクラスは初めてで、
機内泊になるため、しっかりと休むことができる。
また、KLMビジネスクラスおなじみの、
ミニチュアハウスがもらえることを思い出した。
ただ残念だったのは、リーガの空港でのチェックインの時点では、
アップグレードされることがわからなかったということ。
もしチェックイン時にわかっていれば、
アムステルダムの空港のラウンジの無料使用ができていた。

東京で荷物を受け取った際、
片方の荷物には張り直したと思われるSKY PRIORITY
(シルバー会員でエコノミークラスの場合はPRIORITYしかつかない)
の表示がついており、早めに出てきたのに対して、
もう片方の荷物には何も表示がなく、遅めに出てきた。
おそらくアップグレード確定後にアムステルダムの空港で
片方の荷物のタグを張り直したと思われる。

機内に乗務していた知り合いのCAの方によると、
エコノミー席がオーバーブッキングであったため、
20人ほどがアップグレードされたそうである。
事前のオンラインでの座席情報にはすべての乗客数は反映されないのだろう。
これはつまり、オンラインの座席情報で多少の空きがあっても、
実際には満席になる可能性がある、ということになる。
例えばツアー旅行者など、旅行会社を通じてチケットを買っている人の分など。

ちなみに乗客リストで確認してもらったところ、
この便でビジネスにアップグレードされた人の多くが、
スカイチームでシルバー以上の会員資格を持っている人だったそうである。
こういったところでエリート会員の効力が発揮されることを
思い知った次第である。