航空券購入の勝算と誤算 | 飛行機に乗って

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飛行機が好きです。
機種とかよりも航空会社やエアライングッズ、空港が好きです。
旅先で乗った飛行機や、使った航空会社、集めているエアライングッズについて、報告します。
行先は東欧・北欧と偏りがあるので、あしからず。
利用する航空会社は主にスカイチームです。

航空会社から直接航空券を購入するようになって、
はや3年ほどが経った。
今では旅行代理店で買っても、航空会社で買っても
値段の差はなく、航空会社での購入の方が、空席が早く把握でき、
好きな時間に購入でき、手数料も少ない。

3月後半へ行く予定のラトビアとブラジルへの航空券を12月から探しており、
KLMのHPを中心に探していた。

ヨーロッパ経由の日本・ブラジル間は大体20万ほど。
その代わりヨーロッパからブラジルへは10万ほどで行ける。
よって日本からブラジルだけへヨーロッパ経由で行くよりも、
日本・ヨーロッパ、ヨーロッパ・ブラジルでチケットを買った方が
お得感がある。
また日本・ヨーロッパ・ブラジルの周遊を1セットで買うと、
50万ほどしてしまうため、話にならない。
もちろんセットでの購入で、遅延や欠航で
次のフライトに乗れなかったときの保障は期待できるが。

最初から決めていたのは、2セットの航空券を買うこと。
日本・ラトビアで買い、途中オランダでストップオーバーをし、
オランダ・ブラジル間の航空券を買うことを考えていたが、
ストップオーバーすることにより航空券が高くなるため、これは断念。
結局日本・ラトビアを買い、ラトビアを拠点にラトビア・ブラジルを買うのが
シンプルで、費用も抑えられると判断。

しばらくHPを見ていて、ラトビア・ブラジルは9万ほどであったが、
年末に見ると13万ほどに上がっていた。かなりショックであった。
そこでKLMだけでなく、British AirwaysやDeltaも当たった。
Deltaは非常に安いが、遠回りの上にアメリカに入国をするのが面倒そうだ。
しかしKLMは1週間ほどして、また9万ほどに戻っていた。

この時点では、ブラジル行きがはっきりしていなかったため、
買うのを迷っていたが、この値段が続いたのは1月13日まで。
1月14日に見ると再び14万ほどに上がっていた。
この時点ではブラジルへ行く意思が固まっていたため、
取りあえずブラジル行きを考慮に入れた日程で、
日本・ラトビア(アムステルダム経由)の航空券を買う。
この時点で希望日時が安く、周辺の日時は高かったため、
これから高くなると予想して15日に購入。12万であった。

ここまでで、航空券は出発日が近くなるほど高くなるのは、
あくまで傾向でしかなく、常に変動しているものであると実感。

この翌日の16日、KLMのHPを見てみると、
夢でも念じていたおかげなのか(?)、
ラトビア・ブラジル間(パリ経由)が再び9万円ほどに戻っていた。
その場で購入を決定。
消費者の心理として13万と比較した際に、9万円は安いと思えてしまう。
これは、焦らずに航空券を買わなかったことによる、
忍耐あっての勝算
であった。
勝算と言っても、再び安くなるとはあまり期待していなかったのだが。

ラトビア・ブラジル間のうち、パリ・サンパウロ間の座席指定のページを見ると、
往路も復路も満席状態で、どちらも空席はあと3-5席ほどである。
それでも未だ9万円ほどを保っている。
一方、日本・ラトビア間のうち、日本・アムステルダム間の座席の状況は、
どちらもかなりの余裕がある。

そして昨日チェックしてみると、なんと日本・ラトビア間が値下げされており、
なんと10万円ほどに値下げされてるのである。
これは「もうこれ以上は下がらない。これ以上上がる前に」というリスク軽減で
購入を決めてしまった誤算
であった。
おそらく、日本・アムステルダム間の売れ行きが悪いことによる値下げかもしれない。
またHPでは昨日からPack and Goというキャンペーンが登場し、
期間限定で全体的に安めに設定している様である。

2万5000円の差である。
案の定、日本・ラトビアの予約クラスは低いため、
取り消しは不可、手数料が2000円ほどかかる上、
ネットで調べた限り、払い戻されるのは運賃自体ではなく、
空港使用税などの分のみ。

結局、ラトビア・ブラジル間では安く抑えられた分、
日本・ラトビア間では高くついてしまった結果となった。
もちろん、焦って2つ購入していれば、さらに悪い結果になっていたのだが。

航空会社による航空券のセールがいつ頃開催されるのかは、もちろん消費者には分からない。
航空券の購入はタイミングというか、もはや運。
一番確実に安いのは、航空会社が期間限定と明示しているセールで買うときであろうか。
そして一度買ったら、もう航空券の値段は調べないのも手かもしれない。