シェレメチェヴォ空港の新ターミナルの欠陥には、
トイレの少なさと階の移動の面倒さがある。
一番不可解な点は、トイレが中間階の2階にしかないことである。
ロシア人はトイレに行かないのか?と真剣にツッコミたい。
出発階の3階、到着階の1階にトイレがないので、下るなり上るなりしないといけない。
また階の移動も面倒である。
成田空港のような全階を貫くエスカレーターがなく、
かろうじて2階から3階へ上がるエスカレーターがあるだけだ。
しかし3階から2階へのエスカレーターはなかった(気がする)。
当然、成田空港のような、親切なエスカレーター案内係なんて望めない。
それでは何で移動するのかというとエレベーターなわけだが、
そのエレベーターも非常に数が少なく、常に大きな荷物を抱えた人で満員気味である。
その理由には、到着して市内へのアエロエクスプレスに乗るには、
到着階から出発階へと上がる必要があるからである。
よって、満員率は下りよりも上りの方が高いというわけだ。
また3階のエレベーターは、もろにレストラン内にあるため、
何も知らない人が降りようとして、ドアが開いたらびっくりするだろうし、
エレベーターがレストラン内にあるので、すぐに見つからない人も絶対にいるだろう。