2013年10月の搭乗記録は以下の通り。
10月3日 Aeroflot 265
Tokyo - Moscow
10月3日 Aefoflot 5361 (operated by Donavia)
Moscow - Rostov-na-Donu
10月7日 Aeroflot 5362 (operated by Donavia)
Rostov-na-Donu - Moscow
10月8日 Aeroflot 260
Moscow - Tokyo
10月17日 KLM 862
Tokyo - Amsterdam
10月22日 KLM 861
Amsterdam - Tokyo
2010年12月にラトビアとロシアに2週間の間隔で行ったことがあったが、
今回は最短の約1週間の間隔での渡航で、怒涛の月であった。
ロシアもオランダも学会発表が目的だった。
今年はAF-KLMのプログラムでスカイチームの会員昇格を目標としているため、
3月のKLM、7月のAeroflotに続き、今月の2回もスカイチーム便で揃えた。
KLMのチケットは6月のセール時に買ったもので99500であった。
今月で一番興味があったのは、初のロシア国内線の乗り継ぎ、
そして初のDonavia航空によるフライト。
ロシア国内線ではモスクワで入国手続き、荷物受取なので、
日本から到着後すぐに荷物を受け取る感覚も不思議だった。
また、アムステルダムで、欧州方面に乗り継ぎなしで降りることも初めてであった。
よってアムステルダムのためにアムステルダムで降りるのは初めてであった。
ご存知のように、10月は台風が多かったが、
ロシアからの帰国、オランダへの出発、オランダからの帰国と、
常に直前に台風の影響が懸念されたが、どの便も問題なく飛んだ。
特にオランダへの出発が1日早ければ、数時間遅れの成田発となるところだった。
空港までの交通手段は、1回目が往路バス、復路電車、
2回目が往路電車、復路バスであった。
ちなみに1回目の往路バスでは、つくば駅のバス停にいた
ロシア人4人組(研究者だろうか)とそのままモスクワまで一緒であった。
往路の東京・モスクワ間では、おそらく初めて非スラヴ系の客室乗務員の女性を見かける。
というのも名札にNurlanaというイスラム系の名前だったからである。
非常に愛想がよく、ドリンクサービス時にソフトドリンクを注文したところ、
「ワインもありますがいかがですか?」と笑顔で聞いてきた。
こういうサービス精神はアエロフロートにはなかなかないかもしれない。
東京初モスクワ着では、モスクワで初めてボーディングブリッジを使わずにバス移動。
ロシアの国内線は事故が珍しくないが、さすがにSU関係の会社では聞かない。
ロストフ・ナ・ドヌー空港は、地方の小さな空港だった。
1回目の復路は、モスクワ滞在を1日早く切り上げていたら、
同僚の帰国便と一緒だったが、モスクワでの所用があったため断念。
1回目からすでにそうだったが、他の用事で忙しかったり、
学会の準備をギリギリまで行っていたため、出発前の飛行機に乗る高揚感や、
海外へ行くある種の気持ちの張り(緊張感?)のようなものがなくなってきていた。
特に2回目の出張の学会に向けた準備期間は1週間だったため、怒涛であった。
発表プレゼンの準備が現地に行っても修正が加わっていたくらいで、
「出発前に仕上げないと飛行機に乗れない」と今までのように自分にプレッシャーをかけても、
時間がなくて仕上げることが難しかった。
2回目の出発前夜(当日)、大学の図書館の本の返却のため、
夜な夜な大学まで返しに行ったりとバタバタで、
前夜の睡眠時間は、史上最短記録の3時間。
今年は自宅にプリンターを買ったため、KLMは自宅でチェックインを前日に行った。
空港のセルフチェックインで行う場合と、自宅チェックインを行う場合は、
バゲージドロップの際に通されるレーンが異なる。
空港セルフチェックインをした人たちのレーンは長蛇の列だったが、
自宅チェックインの人は優先レーンだったため、すぐに荷物をドロップ。
KLMは3月以来であった。相変わらず機内食は美味しいが、エコノミーは満席。
そして機体が古いのか、座席がエアバスのSUよりも数センチ狭く感じた。
成田線はボーイング747だが、機体の後方がカーゴになっているので、
実際に乗っている人は少ないが、やはり3-4-3の配列は圧迫感を感じる。
2回目の復路は14時55分アムステルダム発であった。
学会があったのは中央駅近くであるが、泊まっていたのは
電車で20分ほどのWeespという美しい郊外の町。
当初は空港敷地内のお馴染みKLMショップと、以前から行きたかった
飛行機のプラモデルショップに行く予定で、
Weespから直接空港に行くつもりだった。
しかし、アムステルダム大学図書館で手に入れたい文献が多かったため、
朝早めにWeespから空港へ行ってチェックインを済ませ、
図書館で時間ギリギリまで作業をしていた。
写真はWeespの町。
免税手続き(といっても5ユーロだけだが)をしようとしたら、
イタリアでブランド品を大量に購入してきたと思われる
中国人のグループが並んでいて閉口。窓口の処理も遅く40分近く並んだ。
走ってゲートまで行き、復路便に乗った。
次回の出張は、KLM-AFで行く2週間後のラトビアだ。